多様な体験活動の提供:SIU留学生と札幌の小学生が国際交流
その取り組みの一つとして、本学外国人留学生が札幌市内小中学校を訪問し、児童生徒に海外について知る機会を提供し、国際感覚を備えた未来を担う人材育成に寄与する活動が始まりました。
札幌市立山の手南小学校
取組み3年目となる今年度第一弾は、7月4日(木)にマレーシア・ミャンマー・中国・香港の留学生有志5名が札幌市立山の手南小学校(4年生)を訪問しました。
ニュージーランド出身の英語教員デントン講師の「この日本食は英語で何という?」クイズで緊張をほぐしたあと、留学生とデントン講師から母国の地理や食べ物、日本と異なる文化等を紹介し、大いに盛り上がりました。
その後は、小学生が留学生にコマ回しやだるま落とし、将棋、紙相撲、おりがみなどの日本の昔ながらの遊びをグループごとに紹介し一緒に遊びました。どのグル-プも看板、見本、遊び方の説明を丁寧に準備してくれていたので、初めて体験する留学生も安心して楽しむことができました。
楽しい時間はあっという間、最後はハイタッチでお別れしました。
札幌市立豊園小学校訪問
7月8日(月)には、マレーシア・ミャンマー・台湾・中国の留学生有志6名が、札幌市立豊園小学校(6年)を訪問しました。
台湾出身の英語教員陳講師による‟Head, Shoulders, Knees & Toes”を歌いながら身体を動かすウォームアップで緊張をほぐしたあとは、留学生から母国の地理や食べ物、子どもの頃の遊びなどを紹介しました。
小学生たちは、マレーシアと日本の果物の価格の違いや中国の気候風土がその土地独特の食文化を生んでいることを学び、驚きの声が上がっていました。
その後は、日本文化を紹介しようというテーマのもと、児童1人に1台配布されているタブレットを駆使しながら、お城や日本食、侍、着物、曲げわっぱなどについて発表してくれました、留学生はそれぞれの発表を興味深く聞き入り、「小学生であれだけのスライドが作れてすごいと思った」「知らないことが多くて勉強になった」と充実した表情を浮かべていました。