NEWS “スポーツ指導学科の新着ニュース”
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
学位:学士(スポーツ指導学)
スポーツ指導学科は、所定の期間在学し、所定の単位数を修得し、下記に示す姿勢や能力を身に付けた学生に卒業を認定し、学位規則に従い学士の学位を授与する。
- 【専門知識・技能を活用する力】(知識・技能・判断力)
(DP1)専門知識を科学的視点に基づいて理解するとともに、各種の運動・スポーツならびにその指導を行うための技能に習熟し、それらを活用することができる。 - 【コミュニケーション能力】(思考力・表現力・主体性・多様性・協働性)
(DP2)集団において相互理解を深め、問題や課題について情報を共有し、自らの考えを伝えることができる。 - 【課題を発見し、解決する力】(技能・思考力・判断力・表現力・主体性)
(DP3)科学的視点に基づいた分析・検討により課題を明らかにし、合理的な手段を用いてその解決に取り組むことができる。 - 【多様性の理解と協働する力】(知識・主体性・多様性・協働性・関心)
(DP4)スポーツ・インテグリティに対する理解に基づき、目標達成のために他者と協働して課題に取り組むことができる。 - 【能動的に学び続ける力】(思考力・主体性・意欲)
(DP5)信頼性と妥当性の高い情報の収集を通じて自らの計画・行動を評価し、改善を図りながら能動的に学ぶことができる。 - 【社会に貢献する姿勢】(主体性・多様性・協働性・意欲・関心)
(DP6)スポーツの振興ならびに生涯スポーツの実現に向けた持続可能な取り組みを通じて、地域社会に貢献しようとする意欲を有する。
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
スポーツ指導学科は、学生が卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)で示した資質・能力を身に付けることができるように、以下の方針に基づき教育課程を編成する。
- (CP1)【初年次教育】高等学校から大学への円滑な移行を図るため、能動的に学び続ける力を身に付けることができるように、全学共通教育科目として初年次教育科目を配置する。
- (CP2)【教養教育】幅広く深い教養と総合的な判断力を培い、豊かな人間性を涵養するため、全学共通教育科目として人文、社会分野を中心に教養教育科目を配置する。
- (CP3-1)【専門教育】学科専門科目としてスポーツ指導分野に関する基礎的知識と技能の科学的視点からの理解に関する科目を配置する。
- (CP3-2)【専門教育】学科専門科目としてスポーツパーソンシップ及びリーダーシップに基づく指導力の獲得に関する科目を配置する。
- (CP3-3)【専門教育】学科専門科目としてスポーツ指導分野の課題分析力の修得に関する科目を配置する。
- (CP4-1)【教育方法】専門的な知識及び技能、論理的思考力の育成を目的とした科目群を編成し、実践的、能動的な学修環境の整備に繋げる。
- (CP4-2)【教育方法】演習、実習、インターンシップ等を通じた実践的・体験的な学びの機会を設け、学生の能動的な学修環境を整備する。
- (CP4-3)【教育方法】キャリア形成の観点から、学生の社会的・職業的な自立に必要な能力・態度の育成を図るために、教育課程における科目の位置づけと各科目において達成すべき目標を明示する。
- (CP5)【教育方法・評価方法】CAP制により充分な学修時間を確保し、授業時間外の学習を促すことで単位の実質化を図るとともに、明確で客観的な評価基準に基づく厳格な成績評価を実施する。
入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)
スポーツ指導学科は、生涯スポーツの育成発展に努めながら、スポーツを通して地域社会に貢献できる教養豊かなスポーツ指導者を育成するために、以下の資質、能力、意欲を持った学生を受け入れる。
【求める学生像】
- (AP1)本学科での学修に必要な学力を有している人。【知識・技能】
- (AP2)自らの考えを持ち、他者と協働して学ぶ意欲を持つ人。【主体性・多様性・協働性】
- (AP3)広く社会の諸課題について問題意識を持ち、それを説明・表現できる人。【思考力・判断力・表現力】
- (AP4)スポーツ健康・スポーツ指導分野に興味・関心を持ち、専門知識と技能を身に付ける意欲を持つ人。【意欲・関心】
- (AP5)目的の達成に向けて努力することができる人。【態度】


学科の特色
- 実践的な指導力と人間力を育成 -
スポーツと健康に関する専門知識・技能を学び、学校教育やスポーツ施設などでより良い実践活動を行える人材を育成。さらに地域社会の健康・スポーツに関する諸課題を解決する基礎的な力を身に付けることを目指します。
学びのポイント
- 指導理論、スポーツ科学、コーチングを総合的に学ぶ -
- リーダーシップ
- コミュニケーション能力
- 課題解決能力
- 社会人基礎力
- スポーツ科学の実践力
目指す資格
- スポーツ指導者、体育教員、コーチングの資格取得をサポート -
教育職員免許状
「中学校教諭一種(保健体育)」
「高等学校教諭一種(保健体育)」
「小学校教諭一種・二種」(※通信教育)
「特別支援学校教諭一種・二種」(※通信教育)
教職課程の科目を履修し、教育実習を含む所定の単位を修得すると取得できます。本学科は教員採用試験対策などの教職特別ゼミも実施します。
レクリエーション・インストラクター
スポーツ・レクリエーション指導者
- スポーツ・レクリエーションの指導者を育成 -
ゲームやスポーツなどのアクティビティを効果的に活用し、対象や目的に合わせたプログラムを企画・展開。教育、スポーツ活動などに役立つ資格です。
認定ストレングス&コンディショニング
スペシャリストNSCA-CPT/CSCS(受験資格)
- アスリートの体力向上をサポート -
傷害予防とスポーツパフォーマンス向上を目的とした安全で効果的なトレーニングプログラムを計画・実行する知識と技能を認定する資格です。北海道内では唯一本学で受験資格が取得可能です。
トレーニング指導者(JATI-ATI)(受験資格)
- 科学的根拠に基づいたトレーニング指導 -
トレーニング指導者に必要な知識と技能を習得。スポーツ選手や一般人を対象とするトレーニング指導の専門家としての基礎資格に位置づけられます。
- ■その他の取得目標資格
-
- 社会教育士(養成課程)・社会教育主事任用資格
- スポーツコーチングリーダー
- ジュニアスポーツ指導員(受験資格)
- 健康運動指導士(受験資格)
- パーソナルトレーナー(受験資格)
- ■その他の取得目標資格
-
- 社会教育士(養成課程)・社会教育主事任用資格
- 公認コーチングアシスタント(旧・スポーツリーダー)
- ジュニアスポーツ指導員(受験資格)
- 健康運動指導士(受験資格)
- スポーツ・レクリエーション指導者
- パーソナルトレーナー(受験資格)
スポーツ指導学科の授業
PICK UP!
コーチング論

本講義の目的は、プロスポーツ球団で選手、コーチを経験した実績を持つ教員がスポーツ心理学の学問分野をふまえながら、コーチングの基礎理論について解説し、スポーツ指導現場のみならず日常生活にも活かすことができる応用力を修得することを目指します。
保健体育科指導法

この科目は保健体育科教員を目指す学生が、文部科学省が告知している「学習指導要領」を理解するとともに、指導計画を立案し実際の教育現場を想定した模擬授業を行います。この授業を通して実践的に身に付けたことを、教育実習の現場で発揮します。
ストレングス・コンディショニング

筋力やパワー、持久力、敏捷性、調整力などのさまざまなフィットネス向上のための理論と実践を学ぶ科目です。運動生理学やバイオメカニクスなどの知識を基に、競技力向上や健康維持に必要な専門的なトレーニング方法を修得します。この科目は本学科卒業生が非常勤講師を務めています。
冬季スポーツ

北海道で学ぶ学生にとって「冬季スポーツ」は欠くことのできない授業であり、本学においてはスケートとスノーボードを行っています。スケートを専門とする2名の教員が授業を担当し、実技ができるようになるだけでなく、具体的な指導法を学ぶことができます。
スポーツ指導学科の先輩
PICK UP!

- Eさん 札幌手稲高等学校 出身
Eさん(スポーツ人間学部 スポーツ指導学科 2年)
ダンスにはたくさんの可能性があるから、
まずは教員免許を取得し自立した人間になる!
ダンスのインストラクターをしています。その指導にあたり、レクリエーション・インストラクターや教職課程で得る知識や資格が活かせそうだと考え進学しました。本学科には本格的な競技者も多く、畑違いですが、私もモチベーションが上がります。ウエイトトレーニングや栄養学で得たことを実践することで、私自身、身体が変化してきました。保育や介護など、ダンスにはさまざまな可能性があるから、今は教員免許取得を直近の目標に未熟な自分を変えたいです。
スポーツ指導学科 内定者
Interview

- スポーツ人間学部 スポーツ指導学科 4年
- Kさん(中央学院高等学校 出身)
【内定先】警視庁
部活や教員免許取得に
打ち込みながら見えてきた未来の自分
冬場でもしっかりトレーニングができる理想的な環境で、野球に打ち込み、スポーツの幅広い知識や技術を身に付け、教員免許も取った4年間でした。学業やクラブ活動と並行して、責任感のある社会人として成長する道を模索する中、硬式野球部のコーチが北海道警察のOBと話す機会を作ってくださいました。かっこいい先輩の姿に、私も後に続こうと目標ができました。学生も、教員も、クラブ活動も、誰もが互いに明るく支え合う、そんな雰囲気の大学で、私も明確な目標ができ、次は私が安心安全な社会を支えていきたいと決意を新たにしています。

- スポーツ人間学部 スポーツ指導学科 4年
- Aさん(函館西高等学校 出身)
【内定先】今金町立今金中学校
大学4年間でひとつでも
自分に自信が持てる経験を積んでおこう
教員採用試験は大学の名前ではなく、自分の持っているもので勝負するもの。ならば資格が豊富な本学がいいと判断しました。採用試験で重要なのは二次面接。そこで、大学では何か自分に自信をつける経験をすることが大事だと思います。私は北広島市との共同プロジェクトで、高齢者と子どもを結ぶイベントを企画し実施した経験が大きかったです。学外の方とも交渉できる、コミュニケーション力が私の自信になりました。水泳部を創部したり、やりたいことをしてきた4年間でした。これからは中学生という多様性に触れ、彼らの居場所を作り、自分自身成長していきたいです。
スポーツ指導学科 卒業生
Interview

- スポーツ人間学部 スポーツ指導学科 2020年3月卒業
- K さん(石狩南高等学校 出身)
【勤務先】新ひだか町立静内中学校
教師という職業への
情熱は今も変わらず燃やし続けています
中学生にはポジティブな変化や成長を間近で感じられる面白さがあります。特に、学校の授業で唯一身体を動かしながら学べる体育には、いつもは無口な生徒からいい発言が出るなど、自己肯定感を上げるチャンスがあると日々実感しています。採用試験に向けては、ゼミ室で遅くまで仲間と勉強しました。試験前には模擬面接もしていただきました。厳しい質問の数々に初めは悔し涙も流しましたが、このご指導なしには合格はなかったと思います。今後は特別支援学校教諭の免許を取り、集団の中で生きづらい子の力になりたいと新たな目標も見えてきました。

- スポーツ人間学部 スポーツ指導学科 2023年3月卒業
- Kさん(青森山田高等学校 出身)
【勤務先】札幌国際大学大学院 スポーツ健康指導研究科(2年)
札幌国際大学でなければ
出会えなかった自分自身に出会えました
高校時代の膝の手術をきっかけに、トレーナーに興味を持ち、NSCAジャパン認定校である本学に進み、4年間野球部でピッチャーを務めました。フォームの改造や練習内容も、大学ではコーチやトレーナーと一緒に検討し、科学的な根拠に基づくトレーニングを行っていきます。その自分自身を実験台とした経験をするうちに、着実なパフォーマンスの向上が見られ、もっとトレーニング科学を追究したいと大学院へ進みました。今はカーリングに競技転向し、選手兼トレーナーとしてオリンピック出場を目指しています。本学に進学しなかったらありえない道が拓けています。
スポーツ指導学科のカリキュラム
2026年度生用(予定)


スポーツ人間学部共通科目
- 1年次
-
- 体力トレーニング論
- オリンピック論
- 栄養学
- 発育発達論
- 生涯スポーツ論
- スポーツ社会学
- 2年次
-
- 基礎演習Ⅰ
- 基礎演習Ⅱ
- スポーツ傷害と予防
- コーチング論
- レクリエーション理論
- レクリエーション実技
- テニス
- スキー
- スノーボード
- 野球・ソフトボール
- 卓球
- 野外活動理論・演習
- リーダー演習
- 3年次
-
- 応用演習Ⅰ
- 応用演習Ⅱ
- スポーツ心理学
- 生涯スポーツ演習
- レクリエーション実習
- ハンドボール
- サッカー
- バレーボール
- バスケットボール
- 4年次
-
- テーマ研究Ⅰ
- テーマ研究Ⅱ
- 卒業研究
- スポーツ政策・行政論
スポーツ指導学科専門科目
- 1年次
-
- 人のからだと健康
- スポーツ理論
- 人体構造基礎
- 運動機能と救急処置
- バイオメカニクス
- 2年次
-
- 運動生理学
- 衛生学及び公衆衛生学
- 測定と評価
- スポーツ統計学
- ストレングス・コンディショニング
- 体力トレーニング演習
- 運動生理学演習
- ダンス
- 冬季スポーツ
- 3年次
-
- 学校保健
- 地域社会と健康
- スポーツ医学と運動処方
- 健康運動指導演習
- 体つくり・器械運動
- 陸上競技
- 水泳
- 剣道
- 柔道