高谷さんにとって夢に見た海外挑戦。練習や試合を通じて「日本の方がレベルは高いが、学ぶことは多かった」と振り返ります。特に印象的だったのは、選手一人ひとりの走る量と切り替えの速さ。監督からは「試合では走り続けるように」との指示があり、守備から攻撃への切り替えやボールをもらう意識の高さに刺激を受けました。

また、練習環境やチームの雰囲気にも感銘を受け、「とてもフレンドリーで温かく迎えてくれた」と語ります。遠征中にはマレーシア代表との練習試合やトーナメント戦などにも参加し、監督からも高い評価を得ました。

今回の経験を通じて見えた課題は「切り替えの早さ」と「短距離の走力強化」。これからの練習では特にこの2点を重点的に取り組んでいくと意欲を語ります。

サッカーを始めたのは小学校1年生。お兄さんの影響でボールを蹴り始め、昨年ノルディーア北海道の入団試験に合格し、プロ選手としての第一歩を踏み出しています。現在はセレンゴールFCからプロ契約の提案も受けており、夢の舞台へと近づきつつあります。

憧れの選手は男子日本代表の三笘薫選手。テレビやYouTubeでプレーを研究しながら、自身のドリブルやボールの持ち方に取り入れています。
将来的には日本代表として世界の舞台で戦うことを目標に掲げています。

札幌国際大学は、高谷さんの挑戦と成長をこれからも全力で応援していきます。大学での学びとサッカーの経験を両立しながら、さらなる高みを目指す高谷さんの活躍にぜひご期待ください。