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2026/01/06 コラム

心理カウンセラーになるには?仕事内容・年収・資格を高校生向けに徹底解説

この記事について

「友達からよく悩みを相談される」 「人の話を聴いて、相手の気持ちを考えるのが好きかもしれない」
そう感じたことはありませんか? その気持ちは、誰かの心を支える専門家「心理カウンセラー」への大切な一歩かもしれません。
しかし、心理カウンセラーが具体的にどんな仕事で、どうすればなれるのか、分からないことも多いのではないでしょうか。

この記事では、心理カウンセラーという仕事の全貌を、高校生のみなさんにも分かりやすく、そしてリアルに解説します。仕事内容や活躍の場所、気になるお給料の話、そして心理カウンセラーになるための具体的なルートまで、この記事を読めば、あなたの夢への道筋がはっきりと見えてくるはずです。

目次

心理カウンセラーとは? 心の専門家のお仕事

心理カウンセラーと相談者が向き合う様子

心理カウンセラーは、さまざまな悩みや不安を抱える人の心に寄り添い、専門的な知識や技術を使って、その人自身の力で問題を解決できるようサポートする「心の専門家」です。
現代社会は、学校や友人関係、家族のことなど、多くのストレスや悩みを抱えやすい時代です。そのため、心の健康をサポートする心理カウンセラーの役割は、ますます重要になっています。

心理学の学びは、単に知識を身につけるだけでなく、人のこころを深く理解し、援助するための視点と実践的な技術を養うことが大切です。具体的なサポート方法としては、以下のような専門的なアプローチが用いられます。

  1. カウンセリング
    相談者の話を深く丁寧に聴くこと(これを傾聴と言います)を基本に、対話を通じて悩みの本質を一緒に探り、心の整理を手伝います。
  2. 心理アセスメント(心理検査)
    質問紙や作業を通して、相談者の性格や心理状態を客観的に理解するための検査です。今後のサポートの方針を決めるための大切な情報になります。
  3. 心理教育
    相談者やそのご家族に、ストレスとの付き合い方や心の問題に関する正しい知識を伝え、問題への対処法を一緒に学びます。

どんな場所で活躍できるの?心理カウンセラーの仕事内容

心理カウンセラーが相談内容のメモをとる様子

心理カウンセラーが活躍する場所は、病院だけでなく、実はみなさんの身近な場所にも広がっています。働く場所によって、サポートする相手や仕事内容も変わってきます。

教育分野

  1. 主な職場
    小・中・高等学校、大学、教育相談所など
  2. 具体的な仕事内容
    いじめや不登校、友人関係、進路の悩みなど、生徒や学生の相談に乗る(スクールカウンセラー)。保護者や先生の相談にも対応する。

医療・保健分野

  1. 主な職場
    病院(精神科・心療内科など)、保健所
  2. 具体的な仕事内容
    心の病気を抱える患者さんのカウンセリングや心理検査を行う。医師や看護師など他の専門家とチームを組んで治療をサポートする。

福祉分野

  1. 主な職場
    児童相談所、児童養護施設、高齢者施設など
  2. 具体的な仕事内容
    子どもたちの心のケアや発達支援、高齢者の孤独感の軽減など、さまざまな立場の人の心の問題をサポートする。

産業・労働分野

  1. 主な職場
    企業内の相談室、ハローワークなど
  2. 具体的な仕事内容
    働く人たちの職場の人間関係やストレスの相談に乗る(産業カウンセラー)。一人ひとりに合った働き方を一緒に考えるキャリアサポートも行う。

司法・犯罪分野

  1. 主な職場
    家庭裁判所、少年鑑別所、刑務所など
  2. 具体的な仕事内容
    非行を犯した少年や犯罪を犯した人の立ち直りを心理的な側面からサポートする。社会復帰に向けた心のケアを行う。

札幌国際大学の卒業生には、児童養護施設や社会福祉職として、子どもたちの未来を支える道に進んだ先輩もいます。大学での学びやボランティア、インターンシップの経験が、専門職として働くための大きな力になっています。

【リアルな話】心理カウンセラーの給料・年収

将来の仕事を選ぶ上で、収入は大切なポイントです。
心理カウンセラーの年収は、持っている資格や働く場所、働き方(常勤か非常勤か)によって大きく変わります。
厚生労働省の職業情報提供サイト「jobtag」によると、心理カウンセラー(公認心理師・臨床心理士)の平均年収は約459万円とされています。
ただし、これはあくまで平均です。

例えば、経験を積んで専門性を高めたり、独立してカウンセリングルームを開業したりすることで、より高い収入を目指すことも可能です。一方で、非常勤(パートタイム)で働く場合は、働く時間によって収入は変わってきます。
専門職として安定した収入を得るためには、信頼性の高い資格を取得し、経験を積んでいくことが重要になります。

心理カウンセラーになるには?資格取得までの3つのルート

資格取得

「心理カウンセラー」は、実は資格がなくても名乗ること自体は可能です。しかし、専門的な知識と技術がなければ、人の心を支えるという責任ある仕事はできません。そのため、プロとして活躍しているほとんどの人が、信頼性の高い資格を持っています。

心理カウンセラーを目指すための学習ルートは、大きく分けて3つあります。どのルートを選ぶかで、取得できる資格や将来のキャリアが変わってくるので、自分の目標に合った道を見つけましょう。

  1. 大学・大学院で学ぶ(最も王道なルート)
    ・特徴: 心理学を体系的・専門的に学ぶ最も王道なルートです。
    ・目指せる主な資格: 公認心理師(国家資格)、臨床心理士、認定心理士
    ・メリット: 信頼性の高い国家資格や民間資格を目指せます。就職に有利です。
    ・デメリット: 卒業までに時間と学費がかかります。(大学4年+大学院2年が基本)
  2. 通信制大学・専門学校で学ぶ
    ・特徴: 働きながらや、自分のペースで学びたい人向けのルートです。
    ・目指せる主な資格: 認定心理士、各種民間資格
    ・メリット: 時間や場所の制約が少ないです。大学より学費を抑えられる場合もあります。
    ・デメリット: 最も専門性の高い公認心理師・臨床心理士は目指せない場合が多いです。
  3. 民間の通信講座などで学ぶ
    ・特徴: まずは心理学の基礎を学びたい、特定のスキルを身につけたい人向けです。
    ・目指せる主な資格: 各団体が認定する民間資格
    ・メリット: 短期間・低コストで始められます。
    ・デメリット: 資格の専門性や就職での評価は限定的になる可能性があります。

高校生のみなさんが、将来、心理カウンセラーとして第一線で活躍したいと考えるなら、1.の「大学・大学院で学ぶ」ルートです。特に、後述する国家資格「公認心理師」や、歴史と信頼性のある「臨床心理士」を目指すには、大学と大学院で指定された科目を修めることが必須条件となります。
例えば、札幌国際大学のように、学部で「公認心理師」の受験資格取得に向けたカリキュラムを備え、さらにキャンパス内に大学院も設置されている大学を選ぶと、大学4年間で学んだ後、スムーズに大学院へ進学し、国家試験合格という目標に最短距離で近づくことができます。

どれを目指す?心理カウンセラーの代表的な資格を徹底比較

はてなマークが黒板に浮かんでいる

心理カウンセラーに関連する資格はたくさんありますが、その中でも特に重要で信頼性の高い3つの資格と、札幌国際大学で目指せるユニークな資格を紹介します。

主要な3つの資格

  1. 公認心理師
    ・資格の種類: 国家資格
    ・特徴と信頼性: 2017年に誕生した日本初の心理職の国家資格。医療・福祉・教育など幅広い分野で活躍が期待され、今後ますます重要になる資格です。
    ・主な取得ルート: 心理系の4年制大学で指定科目を修了後、大学院を修了するか、指定された施設で2年以上の実務経験を積む必要があります。
  2. 臨床心理士
    ・資格の種類: 民間資格
    ・特徴と信頼性: 30年以上の歴史と実績があり、心理カウンセラーの資格として非常に知名度と信頼性が高いです。特に医療や教育の現場で高く評価されています。
    ・主な取得ルート: 指定された大学院(修士課程)を修了し、資格認定試験に合格する必要があります。
  3. 認定心理士
    ・資格の種類: 民間資格
    ・特徴と信頼性: 日本心理学会が認定する資格。「4年制大学で心理学を専門的に学んだこと」を証明する資格です。これ単体で就職するというよりは、心理学の基礎を学んだ証となります。
    ・主な取得ルート: 4年制大学で指定された心理学関連の単位を修得し、卒業後に申請することで取得できます。(試験はありません)

札幌国際大学で目指せるユニークな資格

  1. 園芸療法士
    植物や自然とのふれあいを通して心のリハビリテーションを行う専門家の資格です。北海道では唯一、札幌国際大学で取得が可能で、学内には実習用のガーデンも完備されています。
  2. カウンセリング実務士
    カウンセリングの基本的なスキルを証明する資格です。在学中に取得し、社会で役立てている卒業生もいます。
  3. その他
    児童指導員任用資格や図書館司書など、心理学の知識と組み合わせることで、活躍の場をさらに広げられる多様な資格を目指せます。

大学では何を学ぶ?札幌国際大学でのリアルな学び

夜に勉強している女子学生

「大学の心理学科って、具体的にどんなことをするんだろう?」 そんな疑問に答えるために、札幌国際大学の授業をいくつか覗いてみましょう。
ここでは、理論だけでなく「実践」を重視した学びが展開されています。

カウンセリング演習

カウンセリングの基本テクニックを、演習形式で学びます。学生同士でペアや3人組になり、相手の話を丁寧に聴く練習や、聴いた内容を要約して「あなたのことをこのように理解しました」と共感的に伝える練習を繰り返します。実践を通じて、コミュニケーションの基礎を徹底的に身につけます。

心理的アセスメント

人の心について、質問紙法や投影法といった専門的な心理検査を実際に体験しながら、その目的や使い方を学びます。相手の心を理解しようと試みるプロセスは、自分自身の心を成長させる貴重な経験にもなります。

神経・生理心理学

「心は脳のどこにあるんだろう?」そんな疑問を探求する授業です。実際に脳波を測定する実習では、リラックスしている時とストレスを感じている時で脳の働きがどう違うのかを比較します。科学的な視点から心と体の関係を学ぶ、非常に興味深い分野です。

どんな人が向いている?心理カウンセラーに必要な力

図書館で本をめくる

心理カウンセラーには、専門知識だけでなく、その人自身の姿勢や能力もとても大切です。札幌国際大学で学ぶ先輩たちの声も参考に、「スキル(技術)」と「マインド(心構え)」に分けて見てみましょう。

必要なスキル(技術)

  1. 傾聴力
    相手の話をただ聞くのではなく、その言葉の裏にある感情や本当に伝えたいことを深く理解しようとする力。
  2. 分析力
    相談者の話や心理検査の結果から、問題の背景に何があるのかを客観的に分析し、仮説を立てる力。実は数学的で曖昧ではない学問であることに惹かれた先輩もいます。
  3. コミュニケーション能力
    専門的な内容を分かりやすく伝えたり、相手が安心して話せるような信頼関係を築いたりする力。

大切なマインド(心構え)

  1. 人を尊重する気持ち
    相手を年齢や立場で判断せず、一人の人間として尊重し、その人の価値観を受け入れようとする姿勢。
  2. 共感力と冷静さのバランス
    相手の気持ちに寄り添い共感しつつも、感情に流されすぎず、専門家として冷静に状況を判断する力。
  3. 学び続ける向上心
    「心理学検定を受けようかな」とつぶやくと、先生がすぐに参考書を紹介してくれるような、学びたい気持ちを全力でサポートしてくれる環境が大切です。
  4. 自分と向き合う力
    「相手の心がわかるようになる」と思って学び始めたら、むしろ「自分の心がわかるようになった」と多くの先輩が語ります。自分自身を深く知ることが、人を支える力になります。

まとめ:心理カウンセラーへの夢、札幌国際大学でその一歩を踏み出そう

この記事では、心理カウンセラーの仕事内容から年収、資格、そしてなるための具体的な道のりまでを解説しました。
心理カウンセラーへの道は、専門的な学びが必要で、決して簡単な道のりではありません。しかし、人の心に深く関わり、誰かの人生を支えることができる、非常にやりがいの大きい仕事です。

もしあなたがこの記事を読んで、心理カウンセラーへの興味がさらに深まったなら、その夢を叶えるための環境が札幌国際大学には整っています。公認心理師を目指せるカリキュラム、大学から大学院へのスムーズな連携、そして親身になってくれる先生方や同じ夢を持つ仲間たちが、あなたを待っています。
あなたの「人の役に立ちたい」という強い気持ちを、札幌国際大学で専門的な知識と技術に変えて、夢への第一歩を踏み出してみませんか。

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