• TOP
  • ニュース一覧
  • スポーツマーケティングとは?仕事内容から大学での学び方まで徹底解説

2026/01/04 コラム

スポーツマーケティングとは?仕事内容から大学での学び方まで徹底解説

この記事について

「スポーツが大好き!」「将来はスポーツに関わる仕事がしたい!」
そう考えているあなたに、ぜひ知ってほしい世界があります。それが「スポーツマーケティング」です。
この記事では、スポーツマーケティングとは何か、どんな仕事があるのか、そして大学でどのように学べるのかを、一つひとつ丁寧に解説していきます。この記事を読めば、あなたの「好き」が社会とどう繋がるのかが見えてきて、未来の進路を考えるための大きなヒントになるはずです。

目次

スポーツマーケティングの基本を知ろう

スポーツマーケティングとは|札幌国際大学で学ぶスポーツビジネス例

そもそも「マーケティング」って何?

マーケティングとは、一言でいうと「商品やサービスが売れるための仕組みを作ること」です。
誰が、どんなものを、なぜ欲しがっているのかを調査(市場調査)し、そのニーズに合った商品やサービスを開発します。そして、その魅力がターゲットにきちんと伝わるように宣伝(プロモーション)し、実際に手に取ってもらうための工夫をします。この一連の活動すべてがマーケティングです。

スポーツマーケティングの2つの側面

スポーツマーケティングには、大きく分けて2つの側面があります。この違いを理解すると、仕事のイメージがぐっと具体的になります。

  1. スポーツのマーケティング (Marketing of Sport)
    これは、スポーツそのものを商品として、ファンを増やし、盛り上げていく活動です。例えば、プロ野球の球団やJリーグのクラブが、もっと多くの人に試合を見に来てもらうために行う活動がこれにあたります。
  2. 具体例
    ・人気アニメとコラボした限定グッズを販売する。
    ・地元の商店街と協力して、お祭りを開催する。
    ・選手の素顔が見えるSNSでの情報発信や、ファン感謝祭を実施する。
    ・子供向けのサッカー教室を開き、未来のファンを育てる。

  3. スポーツによるマーケティング (Marketing through Sport)
    こちらは、企業が自社の商品やサービスを宣伝するために、スポーツの力を活用する活動です。多くの人が熱狂するスポーツのポジティブなイメージを、自社のブランドイメージ向上や売上アップに繋げます。
  4. 具体例
    ・有名なアスリートをテレビCMや広告に起用する。
    ・スポーツドリンクのメーカーが、大規模なマラソン大会の公式スポンサーになる。
    ・ある選手が試合で使っているのと同じモデルのシューズを販売する。

この記事では、これら両方の側面に関わる仕事や学びについて解説していきます。

スポーツマーケティングの仕事ってどんなもの?

スポーツマーケティングとは|札幌国際大学で学ぶスポーツビジネス例

具体的な仕事内容

  1. 企画・戦略立案
    チームや企業が目標を達成するためのマーケティング戦略を考えます。市場データやファン層を分析し、「誰に」「何を」「どのように」伝えるかの計画を立てる、司令塔のような役割です。
  2. スポンサーシップ営業
    チームや大会を資金面で支えてくれるスポンサー企業を探し、交渉します。企業の課題をヒアリングし、スポーツを通じた解決策を提案する、コンサルティングに近い仕事です。
  3. 広報・PR
    テレビや新聞、ウェブメディアといったメディアとの関係を築き、チームや選手の情報を発信します。記者会見の運営や、SNSでのファンとのコミュニケーションも担当します。
  4. イベント運営
    試合やファンイベントの企画から当日の運営まで、すべてを取り仕切ります。来場者が「また来たい!」と思えるような体験を作り出す、クリエイティブな仕事です。
  5. グッズ企画・販売
    ファンの心をつかむユニフォームや応援グッズなどを企画・開発します。デザインから価格設定、販売戦略まで幅広く関わります。
  6. デジタルマーケティング
    SNSや動画配信サービス、公式アプリなどを活用してファンとの関係を深めます。視聴データなどを分析し、より効果的な情報発信の方法を探ります。

どんな企業や団体で活躍できるの?

  1. プロスポーツチーム
    Jリーグ、プロ野球、Bリーグなどの各クラブ・球団の運営会社。
  2. スポーツリーグ・協会
    JリーグやNPB(日本野球機構)など、リーグ全体を統括する組織。
  3. スポーツ用品メーカー
    アシックス、ミズノ、ナイキ、アディダスなどの企業。
  4. 広告代理店
    博報堂DYスポーツマーケティングや電通など、企業のスポーツマーケティング活動を支援する専門会社。
  5. イベント企画会社
    大規模なスポーツイベントの企画・運営を専門に行う企業。
  6. データ分析会社
    スポーツのデータを専門に扱い、チームや企業に分析結果を提供する企業。

こうした仕事で活躍するためには、専門知識はもちろん、現場で活かせる実践的なスキルが不可欠です。
大学での学びが、そのための重要な土台となります。

スポーツマーケティングと似ている言葉の違い

スポーツマーケティングとは|札幌国際大学で学ぶスポーツビジネス例

「スポーツマネジメント」や「スポーツビジネス」といった言葉を聞いたことがありますか?
これらはスポーツマーケティングと密接に関わっていますが、少し意味が異なります。違いを知っておくと、より深くこの分野を理解できます。

  1. スポーツマーケティング
    ファンや顧客(消費者)に焦点を当て、スポーツの価値を高めたり、スポーツを通じて商品を売るための「戦略や活動」のことです。
  2. スポーツマネジメント
    チームや選手、施設といった「組織や現場」を運営することに焦点を当てます。選手の契約や育成、チームの年間スケジュールの管理、施設の運営などが含まれます。
  3. スポーツビジネス
    スポーツに関連するすべての商業活動を指す、最も広い言葉です。スポーツマーケティングもスポーツマネジメントも、このスポーツビジネスの一部です。

例えるなら、「スポーツビジネス」という大きな競技場の中に、「スポーツマネジメント」というチーム運営の仕事があり、「スポーツマーケティング」という観客を集めて盛り上げる仕事がある、とイメージすると分かりやすいでしょう。

スポーツマーケティングを大学で学ぶには?

スポーツマーケティングとは|札幌国際大学で学ぶスポーツビジネス例

スポーツマーケティングを専門的に学ぶには、大学が最適な場所です。
ここでは、一般的な学部の特徴と、札幌国際大学のスポーツビジネス学科を例に、具体的な学びの姿を紹介します。

スポーツマーケティングを学べる一般的な学部

  1. スポーツ科学部・体育学部
    スポーツを科学的に多角的に学ぶ中で、マーケティングやマネジメントを専門的に学べます。
  2. 経営学部・商学部
    企業経営や商取引の仕組みを学び、その知識をスポーツ分野に応用する力を養います。

では、これらの要素を融合させ、より実践的に学べる場所はあるのでしょうか。
その一つの答えが、札幌国際大学 スポーツ人間学部 スポーツビジネス学科です。

【具体例】札幌国際大学 スポーツビジネス学科での学び

札幌国際大学のスポーツビジネス学科は、まさにスポーツマーケティングのプロを目指すための環境が整っています。

特色1:ビジネスの視点でスポーツを学ぶ

この学科の最大の特色は、「ビジネスに関する知識」をしっかりと身につけた上で、それをスポーツや健康の分野でどう活かすかを学ぶ点にあります。
単にスポーツが好きというだけでなく、それを社会の課題解決や地域貢献に繋げる「ビジネスチャンス」として探求する視点を養います。

特色2:プロの現場を体験する「スポーツフィールドワーク」

机上の学びだけでは得られない実践力を身につけるため、国内外のスポーツビジネスの現場を訪れる授業が充実しています。

  1. スポーツフィールドワークⅠ[国内]
    株式会社楽天野球団や株式会社コンサドーレの職員であるOBとのつながりを活かし、球場などを訪問。楽天モバイルパーク宮城やユアテックスタジアム仙台、大和ハウスプレミストドームといったプロの現場で、施設運営やファン層の違いについて知識を深めます。
  2. スポーツフィールドワークⅡ[海外]
    2023年度はシンガポールを訪問。海外のスポーツ文化やプロサッカーリーグの現状を学び、国際的な視野を広げます。こうした経験は、グローバルな視点で北海道のスポーツ課題を考える力に繋がります。
特色3:将来に直結する多彩な資格取得

スポーツビジネスの現場で活躍するために、様々な資格取得を目標としています。

  1. スポーツ指導関連
    公認コーチングアシスタント、ジュニアスポーツ指導員(受験資格)
  2. 健康・運動関連
    健康運動指導士(受験資格)
  3. ビジネス・社会貢献関連
    日商リテールマーケティング(販売士)検定、日商簿記、社会教育士 これらの資格は、あなたの専門性を証明し、キャリアの可能性を大きく広げてくれます。

最新トレンドと企業の成功事例

スポーツマーケティングとは|札幌国際大学で学ぶスポーツビジネス例

スポーツマーケティングの世界は、テクノロジーの進化と共に日々変化しています。
ここでは、最新のトレンドと、それを活用した企業の成功事例を見てみましょう。

近年のトレンド

  1. デジタル化の加速
    SNSでの情報発信はもちろん、VR(仮想現実)技術を使った新しい観戦体験や、AIによる選手のパフォーマンス分析など、最新技術の活用が不可欠になっています。
  2. eスポーツの台頭
    コンピューターゲームを競技として行うeスポーツは、新しいマーケティングの舞台として急速に成長しています。若者層へのアプローチとして非常に注目されています。
  3. データ活用の重要性
    ファンの購買データや観戦データを分析し、一人ひとりの好みに合わせたサービスを提供する「データドリブン(データに基づいた意思決定)」なアプローチが主流になっています。

企業の成功事例

  1. 事例1:株式会社伊藤園 × 大谷翔平選手
    緑茶飲料「お~いお茶」で知られる伊藤園は、大谷選手をグローバルアンバサダーに起用しました。単なる広告出演だけでなく、売上の一部を環境保全活動に寄付するプロジェクトを立ち上げました。これは、大谷選手の持つクリーンで世界的なイメージと、企業の社会貢献への姿勢を結びつけ、ブランド価値を大きく高めた好例です。
    参照:今だけ!お〜いお茶「大谷翔平ボトル」が限定販売中!売上の一部を大谷選手と立ち上げるグローバル社会貢献プロジェクト「Green Tea for Good」に使用!| PR TIMES
  2. 事例2:アシックスジャパン株式会社 × 河村勇輝選手
    アシックスは、バスケットボールの河村選手と契約し、彼が着用するシューズの販売に合わせて、原宿の店舗で特設コーナーを展開しました。SNSキャンペーンや、実際に試合で着用したシューズの展示など、ファンが参加したくなる企画を多数実施。これにより、ファンとの強い繋がり(エンゲージメント)を生み出し、商品の売上だけでなくブランドへの愛着を深めることに成功しました。
    参照:3月16日からアシックス原宿フラッグシップでバスケットボール特設コーナーを期間限定展開!| PR TIMES
  3. 事例3:株式会社ホットランド(築地銀だこ) × ドジャー・スタジアム
    たこ焼きチェーンの「築地銀だこ」は、ドジャー・スタジアムに出店し、現地限定メニューを開発。それが日本でも話題になると、期間限定で国内販売を実施しました。これは、多くの日本人が注目する「ドジャース」という話題性を巧みに活用し、大きな宣伝効果と売上を獲得した見事な戦略です。
    参照:【ドジャー・スタジアム限定たこ焼が、ついに “7/5” より日本発売!】 | 株式会社ホットランドのプレスリリース| PR TIMES

スポーツ推薦について

スポーツマーケティングとは|札幌国際大学で学ぶスポーツビジネス例

スポーツに打ち込んできたあなたにとって、「スポーツ推薦」は大学進学の有力な選択肢の一つです。制度を正しく理解し、活用しましょう。

  1. スポーツ推薦とは?
    特定のスポーツで優れた実績を持つ高校生を対象とした入学制度です。学力だけでなく、あなたのこれまでの努力や実績を評価してもらえます。選考方法は大学や競技によって様々なので、必ず募集要項で詳細を確認しましょう。
  2. メリット・デメリット
    ・メリット: これまで打ち込んできた競技を続けながら、専門分野を学べる最高の環境が得られます。一般入試とは異なる尺度で評価されるため、チャンスが広がります。
    ・デメリット: 練習や遠征で多忙になり、学業との両立には強い自己管理能力が求められます。また、怪我などで競技を続けられなくなった場合のリスクも考える必要があります。
  3. 利用する際の注意点
    大切なのは、「大学で何を学びたいか」という目的をしっかり持つことです。競技者としてだけでなく、一人の学生として、卒業後のキャリアを見据えて大学を選びましょう。大学によっては、スポーツ推薦入学者向けの学習サポート制度も充実しています。

札幌国際大学の先輩たちが語る、リアルな学びと成長

大学での学びが、実際にどのように自分を成長させ、未来に繋がっていくのか。
ここでは、札幌国際大学 スポーツビジネス学科で学ぶ在学生や、社会に羽ばたいた卒業生のリアルな声を紹介します。

在学生の声:プロの現場から学ぶ刺激的な毎日

  1. Nさん(1年)
    「ファイターズやコンサドーレなど、プロスポーツの舞台裏を見学し、チームスタッフから未来を見据えたチーム戦略など、プロを支える人材に必要な思考力を学べています。個性の強い仲間たちとのグループワークを通じて、協調性も身に付いてきました。」
  2. Lさん(1年・ベトナム出身)
    「将来は母国でスポーツとビジネスを組み合わせた仕事をしたいです。大学では自分で考え、意見を言うことが求められますが、そうした自主性を伸ばして卒業したいです。」

内定者の声:スポーツで培った力が、社会で通用する力に

  1. Yさん(4年・内定先:アインホールディングス)
    「ハンドボール部のキャプテン経験はもちろん、学科のグループワークで培われた、考える力や発言する力、協調性は、医療事務という職種の就職活動でも企業に伝わったと思います。スポーツだけでなくビジネスを多角的に学び、広い視野をもって社会に出られるのは、本学科の魅力です。」
  2. Kさん(4年・内定先:北海道旅客鉄道株式会社 / 社会人野球へ)
    「大学野球でレベルが上がる中、副キャプテンとして責任感も増しました。プロアマ交流会をきっかけに社会人野球の道が拓かれました。私にとってスポーツ人間学部は、スポーツの力と人間力をつけてくれた場所でした。」

卒業生の声:プロチームで働くということ

  1. Kさん(株式会社コンサドーレ勤務)
    「好きなチームの運営に携わる仕事は10年経っても面白い。後輩たちに伝えたいのは、『やりたい』という熱意だけではダメだということ。そのためにどんな努力をしたか、熱量を伝えられるエピソードを3つ4つ持っておくべきです。スポーツを経験してきた本学科の学生には、自分なりのアプローチを考えるポテンシャルがあると思います。」

これらの声から、札幌国際大学での学びが、スポーツ業界はもちろん、多様な分野で活躍するための「人間力」を育んでいることがわかります。

まとめ

スポーツマーケティングは、スポーツの感動や熱狂を、ビジネスの力でさらに大きく広げていく、非常にダイナミックでやりがいのある分野です。
あなたの「スポーツが好き」という純粋な気持ちは、将来、多くの人を動かし、社会を豊かにする大きな力になる可能性を秘めています。大学での4年間は、そのための知識とスキル、そして仲間を得るための貴重な時間です。

札幌国際大学 スポーツビジネス学科では、プロの現場に触れる実践的な授業や、目標に向かって共に成長できる仲間、そして親身にサポートしてくれる先生たちが、あなたの挑戦を待っています。

この記事が、あなたの未来を考えるきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。スポーツマーケティングの世界であなたの夢を叶えるために、まずはオープンキャンパスなどで大学の雰囲気を体験してみてはいかがでしょうか。心から応援しています。

一覧へ戻る