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2021-11-05

【2021女子駅伝】粘りの走りで仙台の地を駆け抜ける

レース前日意気込みを新たにする選手たち

10月31日(日)12時10分スタートの合図で26チーム一斉に走り出した。杜の都仙台の街中全6区間38.1㌔を駆け巡る全日本大学女子駅伝対校選手権大会に本学女子駅伝部が今年も出場した。

5年連続5回目の出場となる今年は昨年創部からチームを率いてきたメンバーが一新し、新たなチームで挑む形となった。そんな中カギを握る1区を任されたのが、大会初出場の大西選手(スポーツビジネス学科2年)だ。

会場の弘進ゴムアスリートパークにてスタート直後から監督の指示通り集団の後方へ付き、追いかける形でレースが始まった。レース前の言葉通り「力を出し切る」走りで全体の23位で2区へと襷を渡した。前年よりもタイムを上げてのフィニッシュに監督からも称賛の声が飛び出した。

その後2区石川選手(スポーツ指導学科1年)、3区錦選手(スポーツビジネス学科1年)が粘りの走りを見せ、同大会経験者の4年生へとつないだ。

4区を走る村雲選手(スポーツ指導学科4年)は3人を抜く快走を見せるも5区への中継地点手前で抜き返されるなど、激しさを増すレース中盤にあって順位を2つあげて最長(9.2㌔)のエース区間を走る阿部選手(スポーツ指導学科4年)に襷を渡す。

阿部選手も4年間の集大成となる力強い走りを見せ、全員の想いを乗せたラスト6区の濱田選手(スポーツビジネス学科2年)がゴールへと向かい、23位でフィニッシュ。

ゴール後は監督、コーチがチームの評価を行い、選手たちをねぎらった。今大会で4年生が抜ける女子駅伝部はまた、新しいチームへと生まれ変わろうとしている。

1区スタート直後の大西選手(写真中央)
3区の錦選手へと襷を渡す2区の石川選手
3区初出場で粘りの走りを見せる錦選手
3人を抜く快走をみせる村雲選手
4年間の集大成の走りを見せる阿部選手
アンカーを任された濱田選手

区間 名前 タイム 順位 通過記録 通過順位
1区
6.6km
大西世那 22:55 23位 22:55 23位
2区
3.9km
石川由乃 14:01 23位 36:56 23位
3区
6.9km
錦 寧 25:45 23位 1:02:41 24位
4区
4.8km
村雲央佳 17:49 22位 1:20:30 22位
5区
9.2km
阿部麻莉亜 33:16 22位 1:53:46 22位
6区
6.7km
濱田李佳子 25:54 23位 2:19:40 23位