2025-11-26
札幌国際大学女子硬式野球部から、スポーツ人間学部スポーツ指導学科4年・三浦帆菜さん(開志学園高等学校出身/元主将)と同学科3年・辻本優夏さん(神戸弘陵学園高等学校出身/現主将)の2名が、今年度の国際強化事業「大学選抜強化プログラム2025」の大学女子選抜チームとして選出されました。
大学女子野球における国際強化事業の本格的な再開は、2019年の日豪女子野球チャレンジ以来。
学生選手にとって海外経験と国際交流を深める絶好の機会となります。
2人は11月27日(木)にオーストラリア・メルボルンへ出発し、ビクトリア州女子オールスターチームとの交流試合(計5試合)を含む強化プログラムに参加します。帰国は12月2日(月)の予定です。
般社団法人全日本女子野球連盟および全日本大学女子硬式野球連盟が実施する、日本女子大学野球の国際強化プログラムです。
本事業は、
を目的とし、女子野球における次世代育成の重要な取り組みです。
今回のメルボルン遠征では、ビクトリア州女子オールスターチームとの交流試合が2日間で計5試合行われ、国際舞台で実戦経験を積みます。
三浦帆菜さん(スポーツ指導学科4年)
「初の大学選抜。驚きとうれしさ、そして挑戦したい気持ちでいっぱいです」
ポジション:セカンド/サード
「選抜を知ったのは10月上旬で、本当にびっくりしました。でも素直にうれしかったです」
三浦さんはこれまで、2年次・3年次に北海道選抜として韓国での強化合宿を経験。
今年はいよいよ“大学選抜”として世界へ挑みます。「例年この時期はオフですが、選抜入りを聞いてから強化メニューを続けてきました。準備はしっかりできています」
■意気込み
「レベルの高い選手が多いと思うので、チームメイトからも現地の選手からも学びたいです。オーストラリアの選手はパワーがあるので、長打を狙っていきたいです」
■自身の強み
「考えてプレーするタイプ。状況判断と積極的なバッティングで勝負します」
■挑戦したいこと・楽しみ
「カンガルーとコアラに会いたいです(笑)」
■高校生へ
「札幌国際大学女子硬式野球部は、選手主体で取り組める環境があります。自分で考え、挑戦し、成長できるチームです!」
辻本優夏さん(スポーツ指導学科3年)
「選ばれたことが本当にうれしい。海外でも攻める野球をしたい」
ポジション:ライト/ファースト
現キャプテン
辻本さんも2年次に北海道選抜として韓国合宿に参加。
さらに2024年6月には侍ジャパン女子代表(マドンナジャパン)選考合宿に参加した実力者です。
「代表には届きませんでしたが、多くを吸収できました。その経験を今回に活かしたいです」
■意気込み
「オーストラリアの選手はフィジカルが強いので、私はミート力でカバーします。相手が大胆なプレーをする分、私は堅実なプレーでチームに貢献したいです」
■挑戦したいこと
「バッティングが得意なので、積極的に打ちにいきたいです。英語も勉強したい!」
■今後の目標
「来シーズンはさらに技術を磨き、チームに必要とされる選手になることが目標です」
■チームの目標
「今年の高知大会ではベスト8。来年は新入生も増えるので、決勝リーグ進出を目指したいです」
三浦さん・辻本さんのように幼い頃から野球を続けてきた選手が“大学選抜”として世界へ挑むことは、長年の努力が認められた証です。
札幌国際大学女子硬式野球部には、
・主体的に取り組める環境
・海外遠征や強化プログラムに挑戦できるチャンス
・全国・世界を視野にした成長のステージ
があり、「もっと上手くなりたい」「大学でも真剣に野球がしたい」と思う高校生にとって万全の環境が整っています。
今回、札幌国際大学から2名が大学選抜強化プログラム2025に選出され、オーストラリアでの交流試合・合宿に参加することは、本学にとって大きな誇りであり、女子大学野球の成長にもつながる重要な一歩です。2人の健闘と、帰国後のさらなる成長にぜひご期待ください。