9月23〜24日、10月1〜2日に観光学部藤崎ゼミでは層雲峡温泉でフィールドワークを行いました。
この調査は、上川町のDMO※大雪山ツアーズ（株）様との共同研究として5年前から続いており、上川町が進める「山岳リゾートブランディング構築」に関する基礎データを集めています。
コロナ対策として、全員で17名のゼミ生を2グループに分かれて実施し、現地の観光コンテンツを実際に体験したり、感染対策に配慮しながらアンケートを取りました。アンケートでは昨年から開催されている紅葉イベント「奇跡のイルミネート」の会場や、（株）りんゆう観光様に協力いただき「黒岳ロープウェイ」の乗り場などで合計約160サンプルを集めることができました。
学生たちはこのあとデータの分析を行い報告書にまとめ、調査の目的の一つでもある、上川町による「山岳リゾート」のブランディングに関する提言を行う予定です。

※Destination Marketing/Management Organization
地方自治体などが観光地域のマネジメントのために設置する組織。これまでの観光協会や役所の機能を移管補完し、より良い観光地域作りを行う。

昨年から開催されている「奇跡のイルミネート」ではプロジェクションマッピングによるアトラクションを楽しむことができました。