3月14日（月）本学スポーツ人間学部スポーツ指導学科4年工藤千裕さんが独立行政法人国立青少年教育振興機構より「法人ボランティア表彰」を受けました。
本学スポーツ人間学部では、毎年「新入生研修」や「社会教育実習」などの授業にて、本機構が運営する「国立日高青少年自然の家」を利用しており、本学卒業生も勤務しております。工藤さんは1年次の冬より自主的にボランティアに参加し、小学生に野外炊事を教えたり、ともに山小屋に宿泊したり、雪上での遊びなどの活動をしておりました。4年間で22日間の活動を経て、同機構の職員からも「一つ言えば安心して任せられる」と信頼を得ていました。
「法人ボランティア表彰」とはグループリーダー等の指導的な関与や事業運営の準備、職員の補助などの業務で活動が特に評価できる者に送られる賞です。
この2年間は新型コロナウイルス感染拡大により活動が思うようにできなかったことから同機構での「30日以上」での表彰規程が「20日以上」へ変更となり、今回の受賞につながりました。

3月15日（火）に学位記授与式を迎えた工藤さんは4月より同機構が運営する「国立大雪青少年交流の家」で就職が内定しています。教員になることを目指して本学へ入学してきた工藤さんでしたが、ボランティア活動を通し、自然の魅力や同機構の活動の理念に共感し、進路を変更したとのこと。また、同じゼミの尊敬している先輩が勤務していることも後押ししたようです。ボランティアに参加したことで人生が変わったと話す工藤さんは、「後輩が私を目標に育ってくれるよう頑張ります。」と今後の抱負を語ってくれました。