2022/03/17 学部・学科
本学では、地域連携事業の一環として、清田区役所の防災担当、清田区清田団地北町町内会と連携し、「リスクマネジメント」に関する講習を実施しました。
本講習は防災等を想定した地域のレジリアンス強化を目的とするプロジェクトの一環。本学学生が、町内会の防災をテーマに「リスクマネジメント」を学ぶことを通し、町内会と繋がることで、災害時に学生が自主的に動けることはもちろんのこと、町内会住民への支援等も期待できる体制づくりを目指しています。また、リスク検定の資格取得を行うことにより、コロナ禍等でリスクマネジメントへの関心が高まる中で、学生の就活支援にも繋がることを期待し、開催しました。
本講習は観光学部の学生15名が参加し、昨年11月から2月まで実施。2023年度から本学観光学部観光ビジネス学科にて開講予定の科目「リスクマネジメント」の試行として、座学(講義+ワークショップ形式)、フィールドワーク、実践、フィードバック、リスクマネジメント検定講習、検定受検、参加学生へのアンケート調査を実施しました。新型コロナウイルスの影響により、町内会の雪かきや町内会の現状インタビューなどを予定していた実践やフィードバックは中止としましたが、リスクマネジメント協会理事でインストラクターを務める戸根谷法雄氏をお招きし、「リスク検定」に関する講習の実施により、見事全員が「リスク検定」合格となりました。
今後さらに、リスクマネジメント協会との連携や清田区、町内会等の地域コミュニティとの連携体制の構築を目指していきます。