2026/09/19 国際交流
札幌国際大学 地域・産学連携センターでは、地域連携の取り組みの一環として、本学の留学生と札幌市内の小・中学生との国際交流を実施しています。
2022年、札幌国際大学・札幌国際大学短期大学部、札幌市、(公財)札幌国際プラザの4者は、「札幌市の国際化推進等に関する連携協定」を締結しました。これを契機として、本学の留学生が札幌市内の小・中学校を訪問し、児童生徒が海外の文化や暮らしに触れる機会を提供するとともに、国際感覚を備えた未来を担う人材の育成に寄与する取り組みが始まりました。
取組5年目となる2026年度も、昨年度に引き続き、9月、2027年2月、3月の3期に分け、全6校との交流を予定しています。
その第一弾として、9月8日には札幌市立月寒東小学校、9月18日には札幌市立南の沢小学校を訪問し、児童たちとの交流を行いました。
9月8日、ミャンマー、ベトナム、中国、韓国、台湾、ペルー出身の留学生有志8名が札幌市立月寒東小学校を訪問し、6年生との異文化交流を行いました。
交流の冒頭では、台湾出身の陳先生によるクイズを行い、児童たちの緊張をほぐしました。その後、留学生がそれぞれの母国の地理や食文化、日本に来て驚いたことなどを紹介。さらに、それぞれの母国語によるあいさつも紹介し、児童たちは楽しみながら異なる言語や文化に触れました。
続いてグループに分かれると、児童たちは事前学習を通じて調べた留学生の出身国について質問したり、留学生の母国語で「だるまさんが転んだ」を楽しんだりするなど、活発な交流が行われました。
児童たちは留学生の話を真剣に聞きながら熱心にメモを取り、その姿勢に留学生たちも深く感銘を受けていました。
今回の交流を通じて学んだことは、今後、保護者への発表や下級生への紹介へとつなげられる予定です。1日限りの体験で終わるのではなく、事前学習から交流、振り返り、さらに学んだことを他者へ伝える活動へと発展していく点も、この取り組みの大きな魅力です。
9月18日には、ミャンマー、中国、台湾出身の留学生有志7名が札幌市立南の沢小学校を訪問し、5年生と交流しました。
まずは陳先生による「インターナショナルクイズ」で会場が盛り上がった後、留学生がそれぞれの母国についてプレゼンテーションを行いました。さらに、簡単な母国語講座も行われ、児童たちは楽しみながら外国の言葉や文化について学びました。
児童による活動の時間には、留学生がそれぞれのグループに分かれ、コマ回しや兜づくり、折り紙、お手玉、ジェスチャーゲームなどを通して交流を深めました。
交流の最後には、児童から留学生に対して、
「みなさんの国には、日本の都道府県にあたるものはいくつありますか。」
「みなさんの好きな日本語を教えてください。」
など、さまざまな質問が寄せられました。
帰る時間になると、お互いに別れを惜しむ様子が見られ、留学生からも「帰りたくない!」という声が聞かれるなど、交流を通して心の距離が縮まったことがうかがえました。
わずか2時間の交流でしたが、児童と留学生の双方にとって、お互いの文化や考え方に触れる、心に深く残るかけがえのない時間となりました。
今回の交流を通して、児童たちは海外の文化や言葉を身近に感じ、留学生にとっても日本の子どもたちと交流し、地域とのつながりを深める貴重な機会となりました。
次回は、2027年2月と3月に、それぞれ2校との交流を予定しています。札幌国際大学では、今後も地域との連携を大切にしながら、国際交流を通じた学びの機会を広げていきます。