2026/09/25 学部・学科
スポーツビジネス学科では、9月2日(水)から9月4日(金)までの3日間、毎年恒例となっている「東京ビジネスフィールドワーク」を実施しました。
今回は、スポーツビジネス学科3年生6名、スポーツ指導学科3年生3名、スポーツビジネス学科2年生2名の計11名が参加。3日間で東京都内の6社を訪問し、さまざまな業界で活躍する企業の取り組みや、実際のビジネスの現場に触れました。
このフィールドワークは、インターンシップの分類では「タイプ1[オープン・カンパニー型]」にあたる取り組みです。就業意欲の醸成や業界・企業研究をはじめ、社会が求める人材像を知り、大学での学びと実社会とのつながりを考えることを目的としています。
今回訪問した企業は、以下の6社です。
訪問先では、企業の事業内容や業界について説明を受けたほか、実際に現場で働くビジネスパーソンから直接話を聞く機会もありました。
スポーツに直接関わる企業だけではなく、一見するとスポーツとは関係がないように見える企業も訪問しました。しかし、企業の事業や取り組みを知る中で、スポーツビジネスとの意外なつながりを発見する場面もあり、学生たちにとって新たな気づきにつながりました。
今回のフィールドワークの大きな特徴の一つが「現地集合」です。
飛行機や宿泊先は学生自身が手配し、教員からは集合場所のみを伝えます。学生たちは、複雑な東京都内の交通網を事前に調べ、集合時間に間に合うよう、それぞれが移動方法や時間を考えて行動しました。
企業訪問だけではなく、自ら計画し、時間を管理し、行動することも、このフィールドワークにおける重要な学びの一つです。
また、訪問する企業について事前に調べ、訪問後には体験を振り返ることで、単なる企業見学に終わらせず、一つひとつの経験を自身の学びへとつなげました。
今回訪問した6社のうち4社は、毎年訪問している企業です。
その4社すべてから、
「学生の質が年々上がっていますね。特に今年の学生はいいですね」
という声をいただきました。
その理由について企業の方に伺うと、「社内の誰に対してもきちんと挨拶をしてくれた」「メモをしっかり取っていた」「コミュニケーションもしっかり取れていた」とのことでした。
企業の方とのやり取りを通して、学生たちは社会人として求められる礼儀やマナー、コミュニケーションの重要性を実践的に学びました。
今回のフィールドワークを通して、学生たちは多くの学びを得ました。
・現場で働くビジネスパーソンから直接話を聴く
・東京の「リアルな空気」を感じる
・東京から北海道を客観的に見つめ、北海道の良さを再認識する
・企業のプロフェッショナルな対応に触れる
・集団行動を通して、規律・礼儀・マナーを学ぶ
・キャリア選択の視野を広げる
・リアルな現場を見て、働く意欲を高める
・「知らなかったことを知る」きっかけを得る
特に大きな学びとなったのが、「知らなかったことを知る」という体験です。
例えば、スポーツメーカーのオフィスデザインを手がける企業、プロスポーツチームとユニフォームを共同開発する企業、全国のスポーツ施設の建設を支える企業など、今回訪問した企業には、さまざまな形でスポーツビジネスと関わる企業がありました。
「スポーツビジネス」と聞くと、スポーツチームやスポーツメーカーなどをイメージしがちですが、実際にはさまざまな業界・企業がスポーツを支えています。
こうした「知らなかった世界」に触れることは、学生自身のキャリア選択の幅を広げる大きなきっかけとなります。
企業訪問の合間には、学生それぞれが東京での時間を楽しみました。
プロ野球観戦や都内の人気スポット巡りなど、自由時間まで予定をぎっしり詰め込んで東京を満喫した学生もいました。
学びだけではなく、仲間とともに普段とは異なる環境で過ごす3日間は、学生生活の中でも貴重な経験となりました。
参加した学生の多くが毎年「学生生活で一番の思い出」と語るこのフィールドワーク。今回も、訪問を快諾してくださった企業の皆さまのご協力により、充実した学びの機会となりました。
ご協力いただいた企業の皆さまに、心より感謝申し上げます。
3年生はすでにインターンシップが始まり、これから具体的な進路を考える大切な時期を迎えています。
今回のフィールドワークで得た企業・業界への理解や、社会人とのコミュニケーションを通した気づきを、今後のインターンシップや就職活動に生かしていくことが期待されます。
スポーツビジネス学科では、今後も企業や地域と連携した実践的な学びの機会を設け、学生一人ひとりの希望する進路の実現をサポートしていきます。
また、本フィールドワークは「地元就職と首都圏就職の比較」をテーマとした研究調査としても位置づけています。
今後は、今回の成果や学生の気づきを学内で共有し、キャリア教育や進路指導にも活用していく予定です。