2026/08/04 学部・学科
観光ビジネス学科の齋藤修教授による「2年演習(基礎)」では、7月31日に小樽市でフィールドワークを実施しました。参加した齋藤ゼミ2年生5人は、小樽運河や小樽市総合博物館、金融資料館(旧日本銀行小樽支店)を訪れ、観光地としての小樽の歴史や観光資源の形成過程について理解を深めました。
今回のフィールドワークは、秋学期に予定している本格的な現地調査に向けた予備調査として実施したものです。5月から研究を進めている未観光空間である南富良野町幾寅エリアとの比較研究を行うため、観光空間の特徴を実際に体感し、基礎的な理解を深めることを目的としました。
当日は、歴史を観光資源として活用している小樽の事例を学ぶため、小樽市総合博物館や金融資料館を見学しました。また、小樽観光の中核となる小樽運河を訪れ、歴史的な街並みがどのように観光資源として活用されているのかを現地で確認しました。
参加した学生からは、「小樽は最初から観光地だったわけではないことを初めて知った」「北海道を代表する金融都市として発展し、北海道経済の中心地だったことに驚いた」といった声が聞かれました。また、平日にもかかわらず多くの外国人観光客が訪れている様子を目の当たりにし、観光地としての魅力や国際的な知名度の高さを実感していました。
今回のフィールドワークを通して学生たちは、観光空間は自然に存在するものではなく、人々の取り組みによって創造・形成されるものであること、そして観光空間には中核となる観光資源が存在することなど、観光地の成り立ちを現地で体感しながら学ぶことができました。
今後は、秋学期に小樽市内で観光資源や観光対象の立地状況を本格的に調査するとともに、これまで研究を進めてきた未観光空間との比較分析を行います。その成果を通して、未観光空間と観光空間の違いを明らかにし、最終成果発表へとつなげていく予定です。