この記事について
eスポーツに興味がある高校生の中には、「ゲームが好きだけど、将来の仕事につながるのかな」「プロゲーマーになれる自信はないけれど、eスポーツに関わる仕事がしたい」と考えている人もいるのではないでしょうか。
eスポーツの仕事は、プロ選手だけではありません。大会やイベントを企画・運営する人、選手やチームを支える人、実況・解説をする人、配信や映像制作に関わる人、広報・マーケティングを担当する人など、さまざまな仕事があります。
この記事では、eスポーツに関わる代表的な8つの仕事をはじめ、それぞれの仕事内容や必要な力、高校生から考えたい進路、大学で学べることについて紹介します。
ゲームやeスポーツが好きな気持ちを、進路や将来の仕事につなげたい人は、ぜひ参考にしてください。
目次
「eスポーツの仕事」と聞くと、まずプロゲーマーを思い浮かべる人が多いかもしれません。もちろん、競技者として大会に出場し、結果を残すプロ選手はeスポーツを代表する存在です。
しかし、eスポーツは選手だけで成り立っているわけではありません。大会を企画する人、会場や配信を運営する人、選手を分析するアナリスト、チームを支えるマネージャー、実況・解説で試合の魅力を伝える人など、多くの役割が関わっています。
代表的な仕事をまとめると、次の8つがあります。
| 仕事 |
主な仕事内容 |
| プロeスポーツ選手 |
大会に出場し、競技者として成績を競う |
| コーチ・アナリスト |
選手の指導や試合分析、戦略づくりを行う |
| 実況・解説 |
試合の状況や見どころを視聴者に伝える |
| 大会運営スタッフ・イベントオーガナイザー |
大会の企画、会場準備、進行、参加者対応などを行う |
| チームマネージャー |
選手のスケジュール管理や外部との連絡、チーム運営を支える |
| 配信・映像制作スタッフ |
大会配信、動画編集、カメラ・音声などを担当する |
| 広報・SNS・マーケティング担当 |
大会告知、SNS運用、集客、スポンサー企画などを行う |
| PC・ゲーミングデバイス関連企業 |
PCや周辺機器、通信・配信環境などからeスポーツを支える |
つまり、eスポーツに関わる道は
「プレイヤーになること」だけではありません。
ゲームが好き、イベントを作るのが好き、人を支えるのが好き、映像や配信に興味がある、マーケティングやビジネスに関心があるなど、さまざまな興味を活かせる分野です。
札幌国際大学スポーツビジネス学科でも、eスポーツを単なるゲーム競技としてではなく、スポーツビジネス、教育、イベント運営、マーケティングなどとつながる分野として捉えています。
スポーツビジネス学科では、スポーツマネジメント、スポーツマーケティング、リーダーシップスキルなどを学び、情報収集力、分析力、企画立案力、協働する力、伝える力などを身につけることができます。
次に、それぞれの仕事について詳しく見ていきましょう。
eスポーツの仕事はプロゲーマーだけではない
eスポーツに関わる仕事には、さまざまな種類があります。
ここでは、先ほど紹介した8つの仕事について、それぞれどのような役割を担っているのか詳しく見ていきましょう。
プロeスポーツ選手
プロeスポーツ選手は、大会に出場して競技成績を競う仕事です。
高いゲームスキルはもちろん、チームで戦う力、戦略を考える力、試合に向けて継続的に練習する姿勢が求められます。
一方で、プロ選手として活躍できる人数は限られています。そのため、eスポーツを将来につなげたい人は、選手以外の関わり方も知っておくことが大切です。
コーチ・アナリスト
コーチは、選手やチームの成長を支える仕事です。練習メニューを考えたり、チームの課題を見つけたり、試合に向けた戦略を立てたりします。
アナリストは、試合データやプレイ内容を分析し、勝つための改善点を見つける役割です。
ゲームへの理解だけでなく、データを読み取る力や、分析した内容を選手へ分かりやすく伝える力も必要です。
実況・解説
実況・解説は、試合の状況や見どころを視聴者に伝える仕事です。
eスポーツは「観るスポーツ」としての側面もあり、配信や大会を盛り上げるうえで重要な役割を持っています。
ゲームの知識だけでなく、話す力、瞬時に状況を判断する力、視聴者に分かりやすく伝える力が求められます。
大会運営スタッフ・イベントオーガナイザー
eスポーツ大会やイベントを企画し、当日の運営を行う仕事です。
会場準備、参加者管理、配信準備、進行管理、スポンサー対応など、業務は多岐にわたります。
大会を成功させるためには、企画力、スケジュール管理、チームで動く力、トラブルに対応する力が必要です。
スポーツビジネスやイベント運営に興味がある人にとっても、eスポーツと関われる仕事の一つです。
チームマネージャー
チームマネージャーは、選手が競技に集中できる環境を整える仕事です。
スケジュール管理、外部との連絡、活動の調整、チーム内のコミュニケーション支援などを行います。
選手を支える立場だからこそ、コミュニケーション力や調整力、相手の状況を理解する力が求められます。
配信・映像制作スタッフ
eスポーツは配信との相性が高く、大会やイベントの魅力を伝えるために映像制作や配信技術も重要です。
配信画面の設計、動画編集、カメラ・音声の調整、SNS用コンテンツ制作など、さまざまな仕事があります。
札幌国際大学では、
クリエイティブ・ラボやeスポーツ設備
を活用しながら、eスポーツだけでなく、映像制作やビジネスなど、関連分野の学びにもつなげています。
広報・SNS・マーケティング担当
eスポーツイベントやチームを多くの人に知ってもらうためには、広報やSNS、マーケティングも欠かせません。
大会の告知、SNS投稿、スポンサー企画、ファンづくり、集客施策などを行います。
ゲームやeスポーツが好きな人だけでなく、情報発信や企画、広告、ビジネスに興味がある人にも関わりやすい分野です。
PC・ゲーミングデバイス関連企業
eスポーツには、高性能なPC、モニター、キーボード、マウス、ヘッドセットなどの機材も欠かせません。
ゲーミングPCメーカーやデバイス関連企業、通信・配信関連企業など、eスポーツを支える業界にも仕事があります。
競技そのものだけでなく、eスポーツをプレイ・配信する環境を支える仕事から関わることもできます。
eスポーツに関わる仕事では、ゲームが上手いことだけが求められるわけではありません。
むしろ、仕事として関わる場合には、
企画力、チームマネジメント力、問題解決力、コミュニケーション力、デジタルリテラシーなど、幅広い力が必要になります。
坪山義明先生のインタビュー
でも、eスポーツを競技としてだけでなく、教育やビジネスの視点から捉えることの重要性が紹介されています。
企画力
大会やイベントを作るには、「誰に向けて、どのような体験を届けるのか」を考える力が必要です。
参加者が楽しめる内容、観客が見たくなる演出、スポンサーにとって価値のある企画など、さまざまな視点から考えることが大切です。
eスポーツを仕事にするうえでは、ゲームを楽しむ側から、楽しさを設計する側へ視点を広げることが重要です。
チームマネジメント力
eスポーツのイベントやチーム運営は、一人で完結するものではありません。
選手、運営スタッフ、配信担当、スポンサー、学校や地域の関係者など、多くの人と協力しながら進めます。
そのため、役割を分担する力、スケジュールを管理する力、チーム内で意見を調整する力が求められます。
問題解決力
大会やイベントの現場では、予定どおりに進まないこともあります。
機材トラブル、通信環境の問題、参加者対応、進行の遅れなど、さまざまな課題が発生します。
そのときに、状況を把握し、原因を考え、周囲と協力しながら解決する力が必要です。
eスポーツを通して身につく問題解決力は、一般企業や地域イベント、教育分野などでも活かせます。
コミュニケーション力
eスポーツはオンラインで行われることも多いですが、仕事として関わる場合は、人とのコミュニケーションが非常に重要です。
選手、スタッフ、企業、視聴者、地域の人など、さまざまな相手と関わります。
自分の考えを伝える力、相手の意図を理解する力、チームで協力する力は、eスポーツの現場でも必要です。
デジタルリテラシー・メディア活用力
eスポーツは、配信、SNS、動画、オンラインコミュニティなどと深く関わっています。
そのため、デジタルツールを正しく使う力や、情報を発信する力、メディアの特性を理解する力も大切です。
単にゲームをプレイするだけでなく、eスポーツを「見る」「届ける」「広げる」視点を持つことが、将来の選択肢を広げることにつながります。
eスポーツの仕事に就くには?高校生から考えたい進路
eスポーツに関わる仕事を目指す方法は、一つではありません。
プロeスポーツ選手、大会運営、コーチ・アナリスト、実況・解説、配信・映像制作、マーケティングなど、目指す仕事によって必要な経験や身につけたい力は異なります。
まずは「eスポーツ業界で働きたい」と広く考えるだけでなく、自分がeスポーツのどの部分に興味があるのかを整理してみましょう。
① 興味のある仕事を見つける
最初に、eスポーツにどのような形で関わりたいのかを考えてみましょう。
例えば、
- 競技者として活躍したい → プロeスポーツ選手
- 選手やチームを支えたい → コーチ・アナリスト・マネージャー
- 大会を作りたい → 大会運営・イベント企画
- 試合の面白さを伝えたい → 実況・解説
- 動画や配信が好き → 配信・映像制作
- SNSや広告、企画が好き → 広報・マーケティング
というように、「ゲームが好き」という気持ちと、自分の得意なこと・興味のあることを組み合わせて考えると、進路をイメージしやすくなります。
② 高校生のうちから実際に経験してみる
興味のある分野が見つかったら、できる範囲で実際に経験してみることも大切です。
例えば、
- eスポーツ大会やイベントに参加する
- チームを組んで大会に出場する
- イベントの企画や運営を経験する
- ゲーム配信や動画編集に挑戦する
- SNSで情報発信をしてみる
などがあります。
実際に経験することで、「競技するより企画する方が楽しい」「映像制作に興味がある」など、将来やりたいことが具体的になることもあります。
③ 大学や専門学校などで関連分野を学ぶ
高校卒業後は、大学や専門学校などでeスポーツに関連する知識やスキルを学ぶ方法もあります。
進学先を選ぶときは、「eスポーツ」という名前だけで判断するのではなく、
- スポーツビジネス
- イベント企画・運営
- マーケティング
- 経営・マネジメント
- 映像・メディア
- デジタル活用
など、将来の仕事につながる分野をどこまで学べるのかにも注目してみましょう。
また、授業内容だけでなく、大会運営やイベント企画などの実践経験ができるかどうかも、進学先を比較するポイントの一つです。
④ eスポーツ以外でも活かせる力を身につける
eスポーツ業界だけに進路を限定する必要はありません。
大会運営で身につく企画力や調整力、チーム活動で身につくコミュニケーション力、配信やSNS運用で身につくデジタル活用力などは、さまざまな仕事で活かすことができます。
そのため、高校生の段階では、「eスポーツに関われるか」だけでなく、「そこで身につけた力を将来どのように活かせるか」まで考えて進路を選ぶことが大切です。
eスポーツを大学で学ぶ意味は、ゲームの技術だけを磨くことではありません。
競技としてのeスポーツに加えて、
教育、ビジネス、イベント運営、地域との関わり、メディア活用など、幅広い視点から学べる点にあります。
札幌国際大学では、2025年度秋学期からスポーツビジネス学科で
eスポーツ概論
を開講しています。
eスポーツ概論では、eスポーツの基礎から、ビジネス、教育、社会的影響、イベント運営、ビジネスモデルなどを体系的に学びます。
ゲームを単なる娯楽として見るのではなく、
社会や産業、教育と関わるテーマとして考えることが、大学でeスポーツを学ぶ特徴の一つです。
eスポーツを競技・教育・ビジネスの視点から学べる
eスポーツは、競技としての面白さだけでなく、教育やビジネスとも関わる分野です。
例えば、
- チームで協働する力
- 戦略的に考える力
- データを分析する力
- 相手に分かりやすく伝える力
- デジタルツールやメディアを活用する力
など、さまざまな学びにつながります。
大学で学ぶことで、eスポーツを一つの社会的・産業的なテーマとして理解し、将来の仕事や地域活動に活かす視点を身につけることができます。
イベント企画やスポンサーシップについて学べる
eスポーツ大会を継続的に運営するには、企画だけでなく、スポンサーシップや予算管理も重要です。
例えば、
- どのような大会を企画するのか
- 参加者や観客をどのように集めるのか
- 大会をどのように発信するのか
- 企業や地域とどのように連携するのか
- 限られた予算をどのように使うのか
などを考える必要があります。
こうした視点は、eスポーツだけでなく、スポーツビジネスやイベント運営、マーケティングの学びとも深くつながっています。
予算管理やプロジェクト運営を実践的に学べる
eスポーツイベントを実施するには、機材、会場、配信、スタッフ、広報など、多くの要素を管理する必要があります。
予算を考え、スケジュールを組み、役割を分担し、当日まで準備を進める力が求められます。
そのため、eスポーツを通して、
- 計画を立てる力
- 予算を管理する力
- チームで役割を分担する力
- スケジュールを管理する力
- 課題が起きたときに対応する力
など、プロジェクトを進めるうえで必要な力を実践的に学ぶことができます。
こうした経験は、eスポーツ業界だけでなく、一般企業、広告・マーケティング、イベント、自治体、教育分野など、幅広い仕事でも活かせます。
1年次|eスポーツ概論で全体像を学ぶ
1年次には、
「eスポーツ概論」が配置されています。
eスポーツ概論では、eスポーツの歴史や競技の仕組みだけでなく、イベント運営、ビジネスモデル、教育的活用など、さまざまな視点からeスポーツを学びます。
ゲームをプレイする立場だけでなく、
eスポーツを社会やビジネスと関わる分野として理解するための基礎を身につけます。
2年次|メディア・リテラシー・実践へ学びを広げる
現在公開されている2027年度生用カリキュラム(予定)では、2年次に次のeスポーツ関連科目が掲載されています。
- eスポーツメディア
- eスポーツリテラシー
- eスポーツベーシック演習
eスポーツを「競技する」だけではなく、メディアや情報発信、デジタル上での適切な活用、実践的な体験などへ学びを広げていく構成です。
また、
eスポーツルームを備えたクリエイティブ・ラボ
など、eスポーツや映像制作に関わる設備も整備されています。
スポーツビジネスの学びと組み合わせられる
スポーツビジネス学科では、eスポーツ関連科目だけを学ぶわけではありません。
スポーツマーケティング、スポーツセールス・プロモーション、スポーツイベント、スポーツマネジメント、データアナリティクスなど、スポーツビジネスに関する幅広い専門科目も用意されています。
そのため、eスポーツを入口にしながら、
- 大会やイベントを企画する
- ファンを増やす方法を考える
- 企業やスポンサーと連携する
- データを分析する
- チームやプロジェクトを運営する
といった、将来の仕事にもつながる学びへ広げていくことができます。
なお、現在公式サイトに掲載されている2027年度生用カリキュラムは予定であり、科目の年次や学期の配置が変更される場合があります。最新情報は
スポーツビジネス学科公式ページ
をご確認ください。
札幌国際大学のeスポーツ実践・取り組み
札幌国際大学では、授業で知識を学ぶだけでなく、eスポーツを通したイベントや設備活用、国内外での取り組みも行っています。
eスポーツを「プレイするもの」だけでなく、「学ぶ・企画する・伝える・将来の仕事につなげるもの」として捉え、実践的な学びへ広げている点が特徴です。
高校生が主役の「eSports Festa 2025」を開催
2025年8月9日には、札幌国際大学で
「eSports Festa 2025」
を開催しました。
イベントのテーマは
「見る・学ぶ・戦う」。
午前には、プロeスポーツ選手と札幌国際大学スポーツビジネス学科の坪山義明講師による特別対談セミナーやキャンパスツアーを実施し、午後には高校生によるeスポーツ大会が行われました。
キャンパスツアーでは、
- ハイスペックPCを備えたeスポーツルーム
- 映像や配信を学べるメディアルーム
- ものづくりや表現に活用できるクリエイティブルーム
などを見学。
eスポーツを競技として楽しむだけでなく、大会運営、メディア、教育、キャリアといった視点から考える機会にもなっています。
eスポーツや映像制作に活用できる「クリエイティブ・ラボ」
札幌国際大学には、
eスポーツや映像制作などに活用できるクリエイティブ・ラボ
があります。
eスポーツルームをはじめ、映像・配信やクリエイティブな制作に関わる設備が整えられており、eスポーツを支えるさまざまな分野へ学びを広げられる環境です。
プロ選手を目指す人だけでなく、
配信、映像制作、イベント、ビジネスなどに興味がある人にとっても活用できる学習環境となっています。
海外のゲーム業界ともつながる取り組み
札幌国際大学では、国内だけでなく、海外のゲーム・eスポーツ分野ともつながる取り組みがあります。
2025年7月には、スポーツビジネス学科の坪山義明講師が、モロッコ・ラバトで開催された国際イベント
「Morocco Gaming Expo 2025」
のパネルディスカッションに登壇しました。
テーマは
「ゲーム業界で働くためのキャリアの作り方:可能性と進路」。
スウェーデン、フィンランド、韓国など各国の教育者や業界関係者とともに、ゲーム業界におけるキャリア形成や人材育成について議論が行われました。
eスポーツやゲームを将来の仕事として考えるうえでは、国内だけでなく、世界の動きやキャリアの広がりに目を向けることも大切です。
eスポーツを「好き」で終わらせず、学びや仕事につなげる
札幌国際大学のeスポーツに関する取り組みは、ゲームをプレイすることだけを目的としているわけではありません。
授業、設備、イベント、国内外の活動などを通して、
- スポーツビジネス
- 大会・イベント運営
- 映像・配信
- 教育
- キャリア形成
- 国際的な視点
などへ学びを広げています。
より詳しく大学でのeスポーツの学びを知りたい人は、
「eスポーツを大学で学ぶには?学科・部活・就職先を網羅!」
も参考にしてください。
eスポーツで学んだ力は幅広い進路に活かせる
eスポーツを学ぶことは、eスポーツ業界だけを目指すことではありません。
eスポーツを通して身につける企画力、チームマネジメント力、問題解決力、コミュニケーション力、デジタル活用力などは、さまざまな業界で活かすことができます。
将来の進路を考えるときは、「eスポーツに関われる仕事」だけでなく、eスポーツを通して身につけた力をどのような仕事で活かせるかという視点を持つことも大切です。
eスポーツイベント業界
eスポーツ大会やイベントの企画、運営、配信、広報などに関わる仕事です。
大会を作る仕事だけでも、企画、会場運営、参加者対応、映像・配信、SNS、スポンサー対応など、さまざまな役割があります。
eスポーツに直接関わる仕事を目指したい人にとって、代表的な進路の一つです。
一般企業の企画職・営業職
eスポーツを通して身につける企画力や調整力は、一般企業の企画職や営業職でも活かすことができます。
例えば、
- 商品やサービスの企画
- 顧客への提案
- 社内外との調整
- イベントやキャンペーンの企画
- チームでのプロジェクト推進
などです。
「eスポーツを学んだから、就職先もeスポーツ業界だけ」と考える必要はありません。
広告・マーケティング業界
eスポーツは、SNS、動画、ライブ配信、イベントなどとも深く関わっています。
そのため、
- イベント集客
- SNS運用
- スポンサー企画
- 広告・プロモーション
- 動画コンテンツ制作
など、広告やマーケティングに関わる仕事にも学びを活かすことができます。
ゲームそのものだけでなく、「どうすれば多くの人に知ってもらえるか」「どうすればファンになってもらえるか」を考えることが好きな人にもつながる分野です。
自治体・地域イベント
eスポーツは、地域イベントや交流の機会として活用されることもあります。
大会や体験イベントを企画することで、地域の人が交流するきっかけを作ったり、新しいイベントコンテンツとして活用したりすることができます。
札幌国際大学でも、2025年8月に高校生を対象とした
「eSports Festa 2025」
を開催し、eスポーツを
「見る・学ぶ・戦う」体験として広げています。
教育分野
eスポーツは、競技そのものだけでなく、チームワーク、コミュニケーション、ルールの理解、デジタルリテラシーなどを考える題材としても活用できます。
そのため、学校や教育活動などでeスポーツを活用することに関心がある人にとっても、学ぶ価値のあるテーマです。
このように、eスポーツを通して得られる経験やスキルは、eスポーツ業界だけでなく、一般企業、広告・マーケティング、イベント、地域活動、教育など、幅広い進路につながります。
「ゲームが好きだけど、それを進路にしていいのか不安」「プレイヤーとしてすごく強いわけではないから、eスポーツに関わるのは難しいのでは」と感じている人もいるかもしれません。
しかし、eスポーツに関わる方法は一つではありません。
プレイヤーとして競技に参加するだけでなく、
- 大会やイベントを企画する
- 選手やチームを支える
- 映像や動画を制作する
- 大会の配信を運営する
- SNSや広報で情報を発信する
- 企業や地域と連携する
など、さまざまな役割があります。
「ゲームが好き」という気持ちは、必ずしもプロ選手になることだけにつながるものではありません。
ゲームをきっかけに、企画、イベント、マーケティング、映像・配信、データ分析、チームマネジメントなど、自分が興味を持てる分野を見つけることもできます。
また、自分にどの役割が向いているかは、実際に経験してみないと分からないこともあります。
だからこそ、大学で幅広く学び、仲間と一緒に企画や運営を経験しながら、
「自分は何が得意なのか」「どのような形でeスポーツに関わりたいのか」を見つけていくことにも意味があります。
eスポーツは、競技だけでなく、ビジネス、教育、イベント、メディアなどにも広がっている分野です。
「好き」という気持ちを入口にしながら、自分なりの将来の選択肢を考えてみましょう。
eスポーツを大学で学ぶ方法や、学科・部活・就職先について詳しく知りたい人は、
「eスポーツを大学で学ぶには?学科・部活・就職先を網羅!」
も参考にしてください。
eスポーツの仕事に関するよくある質問
eスポーツにはどんな仕事がありますか?
eスポーツに関わる仕事には、プロeスポーツ選手だけでなく、コーチ・アナリスト、実況・解説、大会運営、チームマネージャー、配信・映像制作、広報・マーケティング、PC・ゲーミングデバイス関連などがあります。
ゲームをプレイする以外にも、選手を支える、イベントを作る、試合を伝える、eスポーツを広めるなど、さまざまな関わり方があります。
プロゲーマー以外でもeスポーツを仕事にできますか?
はい。eスポーツ業界には、選手以外にも多くの仕事があります。
大会やイベントの企画・運営、映像・配信、マーケティング、チーム運営など、ゲームの実力とは異なるスキルを活かせる仕事もあります。
「ゲームが好きだけどプロ選手を目指しているわけではない」という人も、自分の得意分野からeスポーツとの関わり方を考えることができます。
eスポーツの仕事に就くには何を学べばいいですか?
目指す仕事によって異なりますが、ゲームに関する知識だけでなく、
- スポーツビジネス
- イベント企画・運営
- マーケティング
- マネジメント
- 映像・配信
- データ分析
- デジタルリテラシー
などを学ぶことで、仕事の選択肢を広げることができます。
また、知識だけでなく、大会運営やイベント企画などを実際に経験することも大切です。
eスポーツの仕事に資格は必要ですか?
必要な資格は職種によって異なります。
eスポーツに関わる仕事では、資格だけではなく、企画力、コミュニケーション力、デジタル活用力、イベント運営の経験などが求められる場合もあります。
まずは自分が目指したい仕事を決め、その仕事に必要な知識やスキル、経験を調べることが大切です。
eスポーツを大学で学ぶメリットは何ですか?
大学では、eスポーツそのものだけでなく、ビジネス、マーケティング、イベント運営、メディアなど、関連する分野を幅広く学ぶことができます。
また、授業や実践活動を通して、企画力、チームで協力する力、問題解決力などを身につけられる点もメリットの一つです。
札幌国際大学での学びについては、
スポーツビジネス学科の公式ページ
もご確認ください。
eスポーツを学んだら就職先はeスポーツ業界だけですか?
いいえ。eスポーツを通して身につけた企画力、マーケティングの知識、コミュニケーション力、デジタル活用力などは、幅広い仕事で活かすことができます。
eスポーツ関連企業だけでなく、一般企業の企画・営業、広告・マーケティング、イベント、メディア、地域活動なども進路として考えられます。
まとめ|eスポーツへの興味を将来の仕事につなげよう
eスポーツに関わる仕事は、プロ選手だけではありません。大会運営、コーチ・アナリスト、実況・解説、配信・映像制作、マーケティングなど、さまざまな関わり方があります。
大切なのは、「ゲームが好き」という気持ちと、自分の得意なことや興味を組み合わせて考えることです。
札幌国際大学スポーツビジネス学科では、eスポーツを入口に、スポーツビジネスやイベント運営、マーケティング、メディアなど幅広い分野を学ぶことができます。
将来eスポーツに関わる仕事をしたい人は、まずどんな仕事があるのかを知り、自分に合った進路を考えてみましょう。
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