この記事について
「行きたい大学のオープンキャンパスがあるけれど、友達と予定が合わない」
「志望校が同じ友達がいないから、一人で行くしかない」
そんな状況に直面し、「一人で行って浮かないかな」「ぼっちだと思われて気まずくならないかな」と不安を感じている高校生もいるでしょう。
しかし、結論からいうと、オープンキャンパスへの一人参加は珍しいことではありません。
むしろ、一人だからこそ自分が見たい学部や施設を自由に回れたり、個別相談で周囲を気にせず質問できたりするメリットがあります。
この記事では、一人参加の割合に関するデータから、一人だからこその3つの強み、「学食での気まずい時間の過ごし方」「説明会での座席選び」「キャンパスツアーでの動き方」といった実践的なポイントまで詳しく解説します。
「一人でも大丈夫かも」と安心して、オープンキャンパスへ参加する準備を進めていきましょう。
目次
オープンキャンパスに「一人」で参加する人は意外と多い!
「周りはみんな友達同士で楽しそうにしているのに、自分だけ一人だったらどうしよう」と不安になる人もいるでしょう。
しかし、実際にはオープンキャンパスへ一人で参加する人も珍しくありません。
調査では一人で参加した人も約4割
河合塾Kei-Netが紹介している調査では、
オープンキャンパスに一人で参加した人も約4割となっています。
保護者と参加する人、友達と参加する人、一人で参加する人など、参加スタイルはさまざまです。
Kei-Netでも、一人参加の場合は「必要な場所のみ回ることができ、効率的に行動できる」というメリットが紹介されています。
河合塾Kei-Net「オープンキャンパスに行く前に」を見る
一人参加は全然浮かない
「一人で歩いていると、周りから見られそうで怖い」と感じるかもしれません。
しかし、オープンキャンパスでは多くの参加者が、
- 次に参加する模擬授業
- 気になる学部・学科
- 施設の場所
- 個別相談で聞きたいこと
など、自分自身の大学選びに集中しています。
一人で参加していることを必要以上に気にする必要はありません。
「友達がいないから一人」ではなく、「自分が知りたいことを確かめるために一人で来ている」と考えてみると、気持ちも楽になるでしょう。
なぜ「一人参加」をおすすめするのか?3つの大きなメリット
一人で参加することは、決して「友達と予定が合わなかったときの妥協案」ではありません。
友達や保護者と一緒に参加するときとは違った、一人参加ならではのメリットがあります。
メリット① 自分のペースで好きな学部・施設だけを見られる
オープンキャンパスでは、限られた時間の中で学科説明、模擬授業、施設見学、個別相談など、さまざまなプログラムが行われます。
友達と一緒に参加していると、お互いに興味のある学部や見たいプログラムが違うこともあるでしょう。
「自分はこの模擬授業を見たいけれど、友達は別の学科を見たい」という状況になれば、どちらかが予定を合わせることになるかもしれません。
一人参加であれば、そうした気遣いは必要ありません。
自分が本当に知りたい学部・施設・プログラムを優先して、自分専用のスケジュールで回れることは、一人参加の大きなメリットです。
オープンキャンパスで何を優先して見るべきか迷っている方は、
オープンキャンパスで見るべきポイントをまとめた記事も参考にしてください。
メリット② 友達に気を遣わず、個別相談で深い質問ができる
大学進学に関する悩みには、周囲には少し聞かれたくない内容もあります。
例えば、
- 現在の成績や入試について
- 奨学金や学費について
- 一人暮らしに必要なお金について
- 資格取得や就職について
- 授業についていけるか
などです。
一人で参加していれば、友達の目を気にせず、自分自身の状況について相談できます。
大学の担当者から自分に合った情報を聞くためにも、質問したいことは事前に整理しておきましょう。
メリット③ 大学の先生や先輩と話すきっかけを作りやすい
オープンキャンパスでは、先生や大学スタッフ、学生スタッフと直接話せる機会があります。
一人でパンフレットを見ていたり、施設を探していたりすると、スタッフ側も状況を把握しやすく、自然に会話が始まる場合があります。
もちろん、必ず声をかけてもらえるわけではありません。
気になることがあれば、自分から、
- 「この教室はどこですか?」
- 「この学科について聞いてもいいですか?」
- 「大学生活について質問してもいいですか?」
などと話しかけてみましょう。
パンフレットやWebサイトだけでは分からない、学生生活のリアルな話を聞ける可能性があります。
一人参加でも「気まずくならない」3つのコツ
メリットがあると分かっていても、説明会までの待ち時間や昼食など、ふとした瞬間に「自分は一人なんだ」と感じることもあるでしょう。
ここでは、一人参加でも気まずさを感じにくくするための具体的な過ごし方を紹介します。
全体説明会や模擬授業では「前の方の席」もおすすめ
大教室で行われる説明会や模擬授業では、一人だと無意識に後ろの席を選びたくなるかもしれません。
しかし、周囲の参加者が気になってしまう場合は、あえて前の方の席に座る方法もあります。
前方なら、
- 先生の話に集中しやすい
- スライドが見やすい
- 周囲の会話が視界に入りにくい
- 授業後に質問へ行きやすい
といったメリットがあります。
「一人でどう見られているか」ではなく、せっかく参加した模擬授業から何を持ち帰るかに意識を向けてみましょう。
キャンパスツアーではガイドの説明を聞きやすい場所へ
数人のグループでキャンパス内を歩くキャンパスツアーは、一人参加だと少しハードルが高く感じるかもしれません。
そんなときは、ガイド役の学生やスタッフの説明が聞きやすい位置を歩くのがおすすめです。
近くにいれば、
- 「あの建物は何ですか?」
- 「この施設は普段どんなときに使いますか?」
- 「学生はここをよく利用しますか?」
など、移動中にも自然に質問できます。
一人だからこそ、周囲に予定を合わせず、自分が気になったことをその場で聞けるのが強みです。
学食・ランチでは「午後の作戦会議」をする
一日の中で、一人であることを特に意識しやすいのがランチタイムです。
周囲が友達同士で食事していると、「一人で食べるのが少し気まずい」と感じるかもしれません。
そんなときは、その時間を「午後の作戦会議」に変えてみましょう。
- 午後に参加するプログラムを確認する
- 午前中に聞いた内容をメモする
- 個別相談で質問する内容を整理する
- パンフレットを見ながら見学漏れがないか確認する
開催回によって食事場所や学食の利用状況は異なるため、当日の案内も確認してください。
札幌国際大学の学食について知りたい方は、
札幌国際大学の学食を紹介した記事も参考にしてください。
これだけは避けたい!一人参加でのNG行動
一人参加は自由度が高い反面、自分から行動しないと、せっかくのオープンキャンパスで十分な情報を持ち帰れないこともあります。
ずっとスマートフォンを見て下を向いている
一人でいる気まずさを紛らわせるため、スマートフォンを見続けたくなることもあるでしょう。
しかし、移動中や待ち時間にずっと画面を見ていると、
- キャンパスの雰囲気
- 学生の様子
- 施設の使われ方
- 掲示物やイベント案内
など、現地だからこそ得られる情報を見逃してしまいます。
スケジュール確認やメモにはスマートフォンを使いつつ、それ以外の時間は顔を上げ、周囲を観察してみましょう。
分からないことを聞けずに迷子になる
大学のキャンパスは、初めて訪れる人にとって分かりにくいこともあります。
「次の模擬授業の教室が分からない」
「受付はどこ?」
「この建物で合っている?」
そんなとき、一人で解決しようとして時間を使いすぎる必要はありません。
案内スタッフなどがいる場合は、早めに確認しましょう。
目的のプログラムへ時間通りに参加することの方が大切です。
一人参加を成功させるための事前準備
一人参加を成功させる最大のポイントは、当日になってから考えるのではなく、前日までに準備しておくことです。
特に次の3つを準備しておきましょう。
① キャンパスMAPを確認し、動線をシミュレーションする
まず確認したいのが、キャンパスマップと当日のプログラムです。
例えば、
- 受付はどこか
- 最初に参加する説明会はどの建物か
- 次の模擬授業まで何分で移動できるか
- 個別相談の場所はどこか
- 休憩できそうな場所はどこか
などを事前に確認しておくと、当日迷いにくくなります。
マップをスマートフォンですぐ確認できるようにしておくのもおすすめです。
札幌国際大学のキャンパスについては、
キャンパスマップも確認しておきましょう。
② 「一人だからこそ聞ける質問リスト」を3つ作成する
個別相談や学生スタッフに質問できる機会があっても、その場になると緊張して質問が出てこないことがあります。
そのため、スマートフォンのメモなどに、聞きたい質問を3つ程度書いておきましょう。
例えば、
- 希望する学科ではどんな授業がありますか?
- 資格取得のためにどんなサポートがありますか?
- 一人暮らしとアルバイトを両立している学生はいますか?
- 入試に向けて今から準備しておくことはありますか?
- 学生生活で印象に残っていることは何ですか?
など、自分が大学選びで知りたい内容を考えておきましょう。
「今日はこの3つの答えを持ち帰る」と目的を決めておけば、一人で参加していることよりも、情報収集に集中しやすくなります。
③ 休憩できる場所も確認しておく
オープンキャンパスでは、普段より長い時間歩いたり、多くの説明を聞いたりするため、思っている以上に疲れることがあります。
特に一人で緊張している場合は、途中で少し休憩したくなることもあるでしょう。
当日の案内を見ながら、休憩スペースなどを確認しておくと安心です。
プログラムの合間に10分ほど休み、
- パンフレットを整理する
- 水分補給をする
- 次の予定を確認する
- 聞いた内容をメモする
などの時間を作ると、その後の見学にも集中しやすくなります。
④ 服装・持ち物も前日までに準備する
当日の朝に服装や持ち物で迷うと、出発前から疲れてしまいます。
札幌国際大学のオープンキャンパスは服装自由・上靴不要です。
服装については、
オープンキャンパスの服装を解説した記事を参考にしてください。
持ち物については、
オープンキャンパスの持ち物をまとめた記事でも詳しく紹介しています。
一人で参加して「新しい友達ができる」ことはある?
オープンキャンパスに一人で参加すると、ほかの参加者と話す機会が生まれることもあります。
同じ大学・学部に興味があるという共通点がある
オープンキャンパスに来ている参加者は、少なくとも同じ大学や学部に興味を持っているという共通点があります。
そのため、体験授業やグループワークなどで会話が始まれば、話題を見つけやすいこともあります。
交流が生まれやすいのは体験授業やグループワーク
特に会話が生まれやすいのは、参加者同士で取り組む体験授業やワークショップなどです。
同じグループになったことをきっかけに、
- 「どこから来たの?」
- 「この学部が第一志望?」
- 「ほかの大学も見に行った?」
といった会話が生まれる場合もあります。
ただし、オープンキャンパスで無理に友達を作る必要はありません。
一番の目的は、自分に合った大学かどうかを確認することです。
交流する機会があれば楽しむ、くらいの気持ちで参加しましょう。
当日の朝、「やっぱり行くのやめようかな」と思ったら
一人参加を決めて準備をしていても、当日の朝になると急に不安になることがあります。
「一人で行くのは面倒だな」
「Webサイトを見るだけでもいいかな」
「知らない場所へ一人で行くのが怖い」
と感じることもあるでしょう。
最初から「完璧に回ろう」と考えすぎない
「全部のプログラムに参加しなければ」「一日完璧に行動しなければ」と考えると、オープンキャンパスへ行くこと自体のハードルが上がってしまいます。
まずは大学へ行って受付を済ませ、気になるプログラムを一つ参加するところから始めてみましょう。
実際にキャンパスへ着いて当日の流れが分かると、不安が和らぐこともあります。
一人で行動した経験も自信につながる
自分で交通経路を調べ、大学まで行き、初めてのキャンパスを歩き、先生や学生と話す。
こうした経験は、大学選びの情報を集めるだけでなく、自分で行動する経験にもなります。
帰宅後には、「最初は不安だったけれど行ってよかった」と感じることもあるでしょう。
大切なのは、無理に完璧を目指すことではなく、自分に必要な情報を一つでも持ち帰ることです。
保護者(親)と一緒に行くのはアリ?
「友達と予定が合わず、一人で行くのは少し不安」という場合は、保護者と一緒に参加する方法もあります。
一人参加にも保護者同伴にも、それぞれ違ったメリットがあります。
学費や生活の話は保護者と確認しやすい
保護者と一緒に参加するメリットの一つが、お金・生活・将来について別の視点から確認してもらえることです。
| 視点 |
チェックしたいポイント例 |
| 高校生本人 |
授業、先生・学生の雰囲気、施設、サークル、学食など |
| 保護者 |
学費、奨学金、一人暮らし、通学、就職支援など |
同じ大学を見ても、本人と保護者では気になるポイントが異なることがあります。
複数の視点で確認することで、帰宅後に大学について話し合いやすくなります。
親と行く場合も自分から質問しよう
保護者と一緒に行くと安心ですが、オープンキャンパスの主役は進学を考えている本人です。
すべて保護者に質問してもらうのではなく、
- 自分でも質問を考える
- 自分で施設を見る
- 自分の感想を持つ
- 気になることは自分から質問する
ことを意識しましょう。
保護者と参加するか迷っている方は、
オープンキャンパスに親と行く場合のポイントを解説した記事も参考にしてください。
一人で行くのが不安なら、相談しやすい環境も確認しよう
「一人参加のメリットは分かったけれど、やっぱり知らない大学へ一人で行くのは緊張する」という人もいるでしょう。
そんな場合は、大学を選ぶときにオープンキャンパスで相談しやすい環境があるかもチェックしてみてください。
先生・学生スタッフと話せる機会を確認する
オープンキャンパスでは、大学によって先生や学生スタッフと話せるプログラム、個別相談、キャンパスツアーなどが用意されています。
一人で参加するときは、
- 分からないことを聞けるスタッフがいるか
- 個別相談ができるか
- 学生と話せる機会があるか
- キャンパスを案内してもらえるか
なども確認してみましょう。
札幌国際大学のオープンキャンパスでは、先生や大学スタッフ、先輩から大学生活や各学部・学科について紹介するプログラムがあり、個別に相談できる機会も用意されています。
札幌国際大学オープンキャンパスの最新情報を見る
オープンキャンパスの一人参加に関するよくある質問
オープンキャンパスに一人で行くのは変ですか?
変ではありません。
河合塾Kei-Netが紹介する調査でも、一人で参加した人は約4割とされています。
一人参加は珍しい参加方法ではありません。
一人で行くと気まずいですか?
待ち時間やランチタイムなどに、少し心細く感じることはあるかもしれません。
その時間を次のプログラムの確認やメモ整理に使うと、一人であることを気にしにくくなります。
オープンキャンパスに友達と行ってもいい?
もちろん問題ありません。
ただし、興味のある学部や参加したいプログラムが違う場合は、途中で別行動する方法もあります。
「友達と一緒に行くこと」より、自分が知りたい情報を確認することを優先しましょう。
保護者なしで一人でも参加できますか?
一人参加が可能かどうか、予約方法や対象者などの条件は大学・開催回によって異なります。
参加する大学の公式案内を確認してください。
途中で帰っても大丈夫?
途中退出や出入りのルールは大学・開催回・プログラムによって異なります。
途中で帰る必要がある場合は、受付やスタッフに確認しましょう。
一人で参加するなら何を見ればいい?
一人だからこそ、自分が大学選びで重視している項目を優先して確認しましょう。
学部・学科、授業、施設、学生の雰囲気、入試、資格、就職など、自分にとって重要な項目を事前に決めておくと効率的です。
具体的なチェック項目は、
オープンキャンパスで見るべきポイントの記事で詳しく解説しています。
まとめ|一人だからこそ「自分だけの志望校」を探せる
ここまで、オープンキャンパスに一人で参加するときの不安解消法と、一人ならではのメリットについて解説しました。
「友達がいないから仕方なく一人で行く」と考える必要はありません。
一人で参加すれば、
- 自分のペースで好きな場所を回れる
- 周囲を気にせず質問できる
- 大学の雰囲気を自分自身の目線で確認できる
というメリットがあります。
もちろん、友達と参加するのも、保護者と参加するのも一つの方法です。
大切なのは「誰と参加したか」ではありません。
自分の目で施設を見て、自分の耳で話を聞き、自分自身がその大学で過ごす姿をイメージできるかを確認することです。
少し勇気を出して一人で参加することが、自分に合った大学を見つけるきっかけになるかもしれません。
ぜひオープンキャンパスを、自分自身の進路についてじっくり考える時間にしてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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