2026/03/03 国際交流
2022年3月、札幌国際大学・札幌国際大学短期大学部・札幌市・(公財)札幌国際プラザの4者は、日本人も外国人も誰もが住みやすいまちの実現を目的に『札幌市の国際化推進等に関する連携協定』を結びました。その取り組みの一つとして、本学外国人留学生が札幌市内小・中学校を訪問し、児童生徒らに海外について知る機会を提供し、国際感覚を備えた未来を担う人材育成に寄与する活動が始まりました。
今年度第2弾目となる今回は、2月6日(金)にミャンマー・香港・ポーランドの留学生6名が札幌市立義務教育学校福移学園(8年生)を訪問しました。
台湾出身陳准教授のクイズで緊張をほぐしたあと、まずは8年生が5つのトピック;「Afterschool activities(放課後の過ごし方)」、「Event(季節の行事)」、「Snacks(お菓子)」、「Food(食べ物)」、「Subjects(学校制度や教科)」について、グループごとに日本の様子を発表しました。ただ紹介するだけでなく、クラスメイトへのアンケート結果をグラフにまとめ、福移学園で人気のあるものなどを工夫して紹介してくれました。
続いて、留学生が同じトピックについて自国の事情を紹介しました。生徒たちは一言も聞き逃すまいと、真剣に耳を傾けていました。母国語での挨拶も教えてもらい、特にポーランド語の発音には皆苦戦していた様子です。
フリートークの時間には、英語と日本語を交えながら、留学生に趣味や日本に来て驚いたことなどを積極的に質問していました。「外国語がわかると楽しい」「わからないと悔しい、もっと知りたい」-そう感じた生徒もいたようです。本学の活動が、生徒たちの外国語学習への意欲向上に繋がれば、私たちとしてもとても嬉しく思います。
2月10日(火)には、ミャンマー・香港・韓国の留学生6名が札幌市立平岡南小学校(6年生)を訪問しました。
ニュージーランド出身デントン講師の「この食べ物英語でなんて言う?」クイズで緊張をほぐしたあと、留学生と台湾出身の陳准教授は、出身国の地理や伝統的な祭り、食べ物、日本に来て驚いたカルチャーショックなどを紹介し、最後には児童と一緒に母国語で挨拶をしてみました。たとえば、日本では叱られるときに「相手の目を見なさい」と言われますが、韓国では逆に叱られているときに目を合わせてはいけないそうです。私たちにとって“当たり前”のことが、他の国では当たり前ではない─時には失礼にあたることもあるという大切な学びがありました。
その後、児童による「日本文化の魅力を発信しよう」というテーマのグループ発表が行われました。南中ソーラン体験、紙ねんどを使った和菓子づくり、けん玉、和楽器やアニメの紹介など、どれも工夫やアイデアにあふれた素晴らしい内容でした。
交流会の最後には、児童から校歌のプレゼントもあり、笑顔が絶えない温かな時間となりました。
3月には、卒業を控えた小学6年生のいる2校と交流する予定です。中学校へ進学する子どもたちの背中をそっと押せるような、心に残る交流にしたいと考えています。