2026/02/27 学部・学科
国際教養学科では、2026年2月3日(火)・4日(水)の2日間、十勝地域における博物館の役割を学ぶフィールドワークを実施しました。
本取り組みは、髙倉 純教授が担当する授業「地域探究Ⅰ」の一環として行われたものです。
「地域探究Ⅰ」は、北海道・十勝地域を対象に、地域の自然や文化の歴史を学び、それらの遺産が現代社会においてどのような資源として活用されているのかを、フィールドワークを通して理解することを目的とした演習科目です。
授業では、事前に十勝地域の自然や文化の歴史についてグループワークやディスカッションを行い、基礎知識を身につけたうえで現地を訪問。現場での観察や学芸員との対話を通して、文化資源の意義や地域社会との関わりについて理解を深めていきます。
今回のフィールドワークでは、浦幌町立博物館および帯広市百年記念館を訪問しました。参加したのは、国際教養学科2、3年生です。
各館では学芸員から、博物館が行っている活動や十勝地域の自然・歴史についてのレクチャーを受講。その後、展示資料を実際に見学しながら、展示の意図や資料の背景について質疑応答を行いました。
学生たちは訪問前に、十勝地域の歴史や考古学に関する調査を重ねており、その知識をもとに展示を読み解きながら見学を行いました。現地では、展示内容を踏まえた具体的な質問が多く挙がり、学芸員との対話もより深いものとなりました。
今回の取り組みを通して学生たちは、博物館が資料を保存・展示するだけでなく、調査研究や教育普及活動などを通して、地域の歴史や文化を未来へ継承する重要な役割を担っていることを学びました。また、こうした活動が地域住民の理解と協力によって支えられていることへの理解も深まりました。
担当の髙倉教授は、埋蔵文化財調査センターで調査員として勤務した実務経験を持ち、その経験に基づいた指導が本授業の大きな特長です。
今後は、博物館での講義を受けるだけでなく、実際の博物館活動に参加するなど、より実践的な学びの機会を設けていく予定です。地域とともに学ぶフィールドワークを通じて、学生の調査力や地域理解をさらに深めていきます。