2025/12/24 大学より
札幌国際大学 基盤教育部の安井政樹准教授(道徳・ICT教育学)が、12月23日(火)付の北海道新聞にて、学校現場における生成AI活用のあり方についてコメントしました。
記事では、北海道内の学校でも授業での生成AI活用が始まっている一方、現場には戸惑いや慎重な声もあり、「AI授業」の在り方が模索されている現状が紹介されています。そうした中で安井准教授は、AIは子ども一人ひとりの学びを支え、創造性を育む可能性を持つ存在だと指摘します。
安井准教授は、全国各地の学校でAIに関する出前授業を行っており、道内の小学校では約8割の児童が家庭でAIに触れている実態を紹介。すでに子どもたちの生活に深く入り込んでいるからこそ、学校で正しい使い方を教える必要性を強調しています。
また、塾や家庭教師が身近にない地域においても、学校から貸与されているタブレット端末とAIを活用することで、学びの格差を補える可能性があると述べました。
一方で、AIの安全性や答えを即座に提示してしまう点への懸念については、「使い方次第」であり、答えを聞くのではなく、考え方を引き出す問い方を教えることが重要だと語っています。
生成AIとどう向き合い、教育に生かしていくのか。学校現場に求められる視点を示す内容となっています。
▶ 詳細は誌面をご覧ください
本内容の詳しいインタビューは、12月23日(火)付 北海道新聞に掲載されています。ぜひ紙面にてご覧ください。