2024/09/06 学部・学科
8月27日(火)~29日(木)の3日間、真夏の東京でビジネスフィールドワークを開催しました。
参加学生は全員3年生、原ゼミ6名+他ゼミ3名の合計9名です。ちょうど日本列島を台風が横断中でしたが、滞在中は奇跡的に傘をさすこともなく、終日晴天に恵まれました。
インターンシップは昨年から大きく変わりましたが、本企画はタイプ1[オープンカンパニー型]に該当します。従って3日間で5社のオープンカンパニーを経験したことになります。
本企画の特徴は現地集合にあります。高校の修学旅行と違い、各自で飛行機を予約、宿泊先も予約、集合場所だけ告知しますので、迷路のような都内の交通網を事前にリサーチしなければなりません。それでも全員が時間に遅れることなく集合しました。訪問企業についても事前に予習し、訪問後に振り返り、復習をしますので、この経験、学びが後々大きな財産になります。
そして本企画で得られる経験、学びの主な項目は下記のとおりです。
① 人事担当者だけでなく最前線で働いているビジネスパーソンの話が聴ける。
② 東京のリアルを感じ、異文化を経験できる。
③ 東京から俯瞰(ふかん)して、北海道を見ることができる。
④ 一流企業の一流の対応を経験することができる。
⑤ 集団行動なので、規律・礼儀・マナーが身につく。
⑥ キャリア選択の視野を広げることができる。
⑦ 知らなかったことを知ることができる。
このほかにも得ることはたくさんありますが、特に知らなかったことを知ることができるのは大変大事なことです。スポーツメーカーのオフィス(インテリア)に携わっていた企業や、エスコンフィールド建設に携わっていた企業、国内各地のスポーツ施設建設に携わっている企業など、全ての企業が何かしらスポーツビジネスに関わっていたことに学生も驚いていました。このように多角的な視点からスポーツビジネスを見ることもキャリア選択の視野を広げることに繋がります。
自由時間では分刻みで予定を入れていた学生たちですが、毎年参加した学生の多くが、本企画を学生時代の一番の思い出として挙げてくれます。これも一重に訪問をご快諾いただいた企業様あってこそです。関係者の皆様にはこの場を借りて謝意を申し上げます。
3年生はインターンシップが始まっています。全員が希望の進路に就けるよう、スポーツビジネス学科ではあらゆる機会を設けて学生を応援していきます。