about 理事長ごあいさつ
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皆さんと出会えたことに感謝します
社会に向かう大きな学びの場へようこそ、そして皆さんと出会えたことにとても感謝をしています。
札幌国際大学にはココにしかない学びがあります。
人文学部は時代や空間を結ぶ知を総合します。歴史、文化、言語を通じて国際人としての教養を学びます。多くの人が誰かのために何かをしたいと思うことは健全な社会の前提です。心と行動を知り、互いに支え合う人間らしい成長を学びます。
観光学部は異文化理解とホスピタリティに新たな価値を吹き込みます。旅や交流は人類の起源に遡ります。多彩な人や文化と出会うことで心の中は豊かに変化していきます。多様性の尊重や包摂は平和な社会を持続させるために不可欠です。
スポーツ人間学部は身体知からビジネスまでスポーツの魅力を余すことなく解明します。生理学、情報戦略、組織論が融合し最大のパフォーマンスが生まれます。スポーツに関わることがどれだけ人間生活を充実させるかを実感できます。
短期大学部では職業に直結するきめ細かな学びを専門知識や技能の方法で学ぶことができます。資格の取得は社会貢献を保障し、その学位は法的にも国際的にも認められています。
皆さんの学びに寄り添う教員は、示し、心の中に火を付ける授業を目指します。学びを深め、大学でしか見聞できない体験との両立を目指し、本学はクォーター制の導入を決めました。集中的な学びや学生主体の授業とインターンシップや海外留学が同時に獲得できるようになります。
そして何よりも多くの海外留学生と共に過ごせる毎日のキャンパスはサミットのような空間です。
ところで、皆さんもこれまでに日々の生活の中で思うように行かず、自問自答をした経験があるのではないでしょうか。自分の認識や知覚のできる範囲を乗り越えられないとき人は誰もが葛藤しますが、自問自答を繰り返し、何かに出会い新しい発見をすると身体の中に突如知的な変化が起こります。不完全だった自分がもう一人の自分を発見し、物事を少し高いところから見渡せるようになるのです。
生きることは変化すること、新しい自分を探す旅を続けていくことだと思います。きっかけは一冊の本、話を聞いてくれる友、先生との出会い、憧れの対象の存在、集中して汗を流す経験、共に過ごす時間に、快適で美しい環境も含めて様々ですが、すべてがコクサイの大きな学びの場にあるのです。
皆さんの世代のポテンシャルはとても魅力的です。身の回りのデジタルな環境を通じて多様でグローバルな物の見方が自然に備わっています。自分らしさを大切にする気風は、友人を尊重し、違うものを当たり前に認め合うことができます。社会的な関心や自然環境に興味を持つ人が多いと思います。
そんな皆さんたちが私たちと一緒に、何かを探し、誰かと出会い、夢や未来を見つけ、一緒に悩み、想い、心を揺さぶる体験ができると思うとなんだかとてもワクワクしてきます。
もし今の社会に不安や塞がれるような気持ちがあるのだとしたら、皆さんの力で変えていって欲しい。声をかけ、ともに手を取り合い、コクサイの魅力を高めて、この先導的な学びの場をグローバルに発信し、時代に新たな印を刻んでください。
自分らしく自由に振る舞い、自問自答を繰り返し省みつつ、自らの頭と足で大地に立つことによって。
- プロフィール
- 1961(昭和36)年岩見沢市生まれ
中央大学法学部法律学科卒
札幌弁護士会所属
元日本弁護士連合会副会長
文部科学省中央教育審議会大学分科会法科大学院等特別委員会専門委員
2024年4月学校法人札幌国際大学理事長に就任