2022/07/08 学部・学科
「保健体育科教育法」では、模擬授業(球技:ソフトボール)が人工芝グラウンドで行われました。
最初に教師役の学生から挨拶の後、本時の目標が告げられました。最初は、キャッチボールに基本である「取る」動作を指導していました。
まずは、利き手である右腕と左脚の動作の説明の後、左腕と右脚の動作について、最後に体のねじり方について説明がなされました。その後、実際のキャッチボールでは、経験者と未経験者に別れて、両者がペアを組んで経験者が未経験者に教えてあげるよう先生役の学生から指示がありました。
しばらくキャッチボールが続き、うまくできるようになったところでさまざまな投げ方(バウンド、投げ上げ、クイック)をしてそれを受け取ることも行いました。
蒸し暑い天候なので途中で水分補給の休憩を挟みました。これも実際の教育実習では有効な指導の一つになります。
休憩後には、捕球の仕方に移りました。股を開いて、腰を落とし球を転がし、体の正面で受け取ります。
基本の動作をわかりやすく説明し、それをお互いに確認し合うという教え合いの模擬授業が展開されました。保健体育の先生は、多くの種目を生徒に指導しなければならないので苦手種目の克服が必要であることを改めて感じました。