2025/11/25 学部・学科
スポーツ指導学科の教職課程では、授業・教育実習・模擬授業・面接対策など、教員採用試験に向けた取り組みを強化しています。
本学の強みは、学生一人ひとりに寄り添うマンツーマンのサポート体制。
得意・苦手を把握し、必要な学びを個別に積み上げることで、確かな成長と自信につなげます。
今回は教員採用試験に合格した5名の学生にインタビューを実施。
“大学でどのように成長したか” をレーダーチャートで振り返りながら、教職をめざす理由や学びの軌跡を紹介します。
未来の教員をめざす高校生の皆さんに、ぜひ先輩の姿をご覧いただきたい内容です。
面接練習や模擬授業、採用試験対策を個別に実施。担当教員が学生に寄り添って指導します。
実技指導や教材研究、現場で使える指導力を育成。スポーツ現場と連携した実習も豊富です。
協働力・責任感・リーダーシップ等、教員に求められる資質をスポーツ教育を通じて育てます。
教職課程の特徴
1. マンツーマンの徹底サポート
2. 実践的な保健体育の教育
3. 人間力の育成
スポーツ指導学科 駒井博和教授
理論と実践、そして情熱で育む“教師力”
本学の教員養成の取組は、教育研究と現場経験の両輪によって支えられています。
体育や教育などを専門とする研究者をはじめ、学校での教員経験者、校長・教頭などの管理職経験者、さらには教育委員会で指導主事を務めた教育行政経験者らが指導にあたり、理論と実践を融合させた教育を展開しています。
学生一人ひとりの「教員になりたい」という強い思いに寄り添いながら、現場で求められる資質・能力の育成、そして教員採用試験合格に向けた支援を行っています。
特に教職課程の科目とは別に、2年次から始まる教員志望の学生を対象とした「教職特別ゼミ」では、夏季・冬季休業期間やクオーターブレイクを活用し、以下の支援を継続的に実施しています。
・個人面談
・先輩教員や教員採用試験合格者との対談
・教員としての資質を高めるゼミ活動
・採用試験に向けた学習支援など
「先生になりたい」——その思いを胸にした学生同士が互いに刺激を受けながら、実践力と人間力を着実に育んでいます。
教員採用試験対策については、2年次より教養試験や専門検査に向けた学習を段階的に進めていきます。特に面接対策では10回を超える模擬面接とその振り返りを通して、表現力・対応力・自己理解を深めていきます。学生は時に悔し涙を流しながらも、教職への強い志を胸に、真摯に取り組んでいます。
教員の成り手不足が叫ばれる昨今においても、本学の教員志望の学生は「教員になりたい」という確かな意志を持ち続けています。その思いに応えるべく、指導者は熱意と専門性をもって全力で支援しています。学生と指導者、双方の情熱が響き合う本学独自の指導体制と教育環境が、教員を志す学生の成長を力強く後押しし、未来の教育を担う人材の育成へとつながっています。