2025/11/20 学部・学科
札幌国際大学スポーツ人間学部スポーツ指導学科では、高等学校・中学校の保健体育の教員免許を取得することができます。本学科では、学生一人ひとりの目標に合わせた個別指導や面接対策、実技指導など、教員採用試験に向けた支援を強化してきました。
その結果、5名が合格。
内訳は北海道教育委員会採用が3名、難関の札幌市採用が2名で、札幌市での合格は今回が初となりました。
本シリーズでは、見事合格をつかんだ5名の学生にインタビューを実施。
一人ひとりの努力や学び、そして支えてくれた先生方とのエピソードを通して、札幌国際大学の教員養成力と個別指導の強みを紹介していきます。
今回は第4回として、**北海道中学保健体育 教員採用試験に合格した M.Iさん(札幌北陵高校出身)**にお話を伺いました。
スポーツ指導学科4年 M.Iさん(札幌北陵高校出身)
・教員を志したきっかけ
「生活しているうちに自然と教員になると思った」
シンプルな言葉の中に、Iさんのまっすぐな想いが込められています。
保健体育の教員免許を取得できる札幌国際大学への進学を決め、「気づけば自然と教職の道を選んでいた」と振り返ります。
教育実習では、生徒との向き合い方や授業づくりの基礎を学び、「できなかったことができるようになる姿を支えられることが、教師という仕事のやりがいだ」と感じたといいます。
・教職課程で得た「傾聴」と「謙虚さ」
授業や実習を通して身についたのは、人の話に耳を傾ける力と謙虚でいる姿勢。
「相手の話を受け止め、そこから学ぶことの大切さを実感しました。先生方からの助言や仲間との対話を通して、学び続ける姿勢を大切にするようになりました。」
教員採用試験の面接対策では、先生方から多くのフィードバックを受け、自分の弱さと向き合う機会が多かったといいます。
「自分の弱さを認めることで、少しずつ強くなれた気がします。」
現場での学びと印象に残る瞬間
教育実習では、生徒一人ひとりに丁寧に向き合う姿勢を心がけました。
「授業づくりの根幹を学び、生徒の反応や成長を通して“教えること”の本質を感じました。」
特に印象に残っているのは、部活動での生徒の表情。
「休日に試合を見に行ったとき、生徒が見せた真剣で誇らしげな表情は今でも忘れられません。」
前倒し試験の結果を踏まえて本試験に臨み、過去問を分析しながら学習を重ねたIさん。
「地道な積み重ねを大切にしました。合格を知ったときは、安心の一言に尽きます。」
今後は、常に学び続ける姿勢を持ち、生徒からも学べる教師を目指しています。
「謙虚さを忘れず、どんな場面でも成長し続けられる教員でありたいです。」
「教員になりたいという気持ちを大切にしてください。
周りに流されず、自分と向き合い続けることが一番の成長につながります。
札幌国際大学には、現場経験豊富な先生方が多く、実践的に学べる環境があります。」