2025/11/18 学部・学科
札幌国際大学スポーツ人間学部スポーツ指導学科では、高等学校・中学校の保健体育の教員免許を取得することができます。本学科では、学生一人ひとりの目標に合わせた個別指導や面接対策、実技指導など、教員採用試験に向けた支援を強化してきました。
その結果、5名が合格。
内訳は北海道教育委員会採用が3名、難関の札幌市採用が2名で、札幌市での合格は今回が初となりました。
本シリーズでは、見事合格をつかんだ5名の学生にインタビューを実施。
一人ひとりの努力や学び、そして支えてくれた先生方とのエピソードを通して、札幌国際大学の教員養成力と個別指導の強みを紹介していきます。
今回は第2回として、**札幌市中高保健体育 教員採用試験に合格した S.Sさん(開志学園高校出身)**にお話を伺いました。
スポーツ指導学科4年 S.Sさん(開志学園高校出身)
・教員を目指したきっかけ
「生徒の夢や目標の実現を応援する“教育”という仕事に魅力を感じたんです」
Sさんは、小学校1年生から15年間続けた野球を通じて、数々の挑戦と失敗を経験してきました。
その中で、どんなときも支えてくれた先生方の姿が「挑戦する勇気」になり、今度は自分がその存在になりたいと感じたといいます。
「これまでの経験を生かして、授業はもちろん、学級活動や日常の関わりの中でも生徒を支えられる先生になりたいと思いました。」
・教職課程で感じた成長
Sさんが特に印象に残っているのは、特別支援学校での実習です。
「一人ひとりに合わせた支援や関わり方の大切さを学びました。言葉だけでなく、表情や態度など、さまざまな方法で気持ちを伝えることを意識できるようになりました」
また、模擬授業や発表の機会を通して「話す力」が大きく伸びたと実感。
「相手の反応を見ながら話す力や、伝えたいことを的確に表現する力が身につきました。」
部活動と両立しながらつかんだ合格
女子硬式野球部に所属し、日々の練習・試合と勉強を両立する日々。
「正直、簡単ではありませんでした。それでも“教師になりたい”という思いを支えに、全力で取り組みました。」
周囲の仲間や先生方のサポートがあったからこそ、最後までやり遂げることができたと語ります。
特に印象に残っているのは、空きコマ時間を活用した先生との個別授業。
「授業以外の時間でも、先生方が現場経験を踏まえた具体的なアドバイスをくださいます。教職に関する知識だけでなく、即戦力として働ける実践的な力が身につきました。」
合格の瞬間、そしてこれから
「そこまで自信がなかったので、本当に驚きました。でも、コツコツと積み重ねてきた努力が形になったことが何よりうれしかったです。」
今後は、生徒一人ひとりの違いを受け止め、信頼関係を築ける先生を目指したいと話します。
「先生を目指す道は、自分の成長の道でもあります。大変なこともありますが、日々の小さな積み重ねが力になります。札幌国際大学には、先生方の手厚いサポートと実践的に学べる環境があります。“先生になりたい”という気持ちを大切に、自分のペースで挑戦してみてください!」