2025/11/17 学部・学科
札幌国際大学スポーツ人間学部スポーツ指導学科では、高等学校・中学校の保健体育の教員免許を取得することができます。本学科では、学生一人ひとりの目標に合わせた個別指導や面接対策、実技指導など、教員採用試験に向けた支援を強化してきました。
その結果、5名が合格。
内訳は北海道教育委員会採用が3名、難関の札幌市採用が2名で、札幌市での合格は今回が初となりました。
本シリーズでは、見事合格をつかんだ5名の学生にインタビューを実施。
一人ひとりの努力や学び、そして支えてくれた先生方とのエピソードを通して、札幌国際大学の教員養成力と個別指導の強みを紹介していきます。
今回はその第1回として、**北海道中学校 教員採用試験に合格した Y.Nさん(紋別高校出身)**にお話を伺いました。
スポーツ指導学科4年 Y.Nさん(紋別高校出身)
・教員を志したきっかけ
「運動が苦手な同級生を見て、自分が先生になって“できない”を“できる”に変えたいと思ったんです」
Nさんが教職を志したのは、中学・高校時代の体験が原点でした。
ハンドボール競技で培った粘り強さを武器に、札幌国際大学スポーツ指導学科で中学校・高校の保健体育の教員免許取得を目指しました。
・教職課程で感じた成長
授業や教育実習、介護等体験などを通じて、人との関わり方や伝え方を学んだというNさん。
「実習では保健体育だけでなく、道徳や運動会運営にも関わりました。生徒の笑顔や“できた!”という瞬間を見られたとき、先生という仕事のやりがいを実感しました」と振り返ります。
一方で、「先生と生徒との距離感や、分かりやすくて楽しい授業づくりの難しさも感じた」とも話してくれました。
マンツーマンの手厚いサポートが合格を後押し
教員採用試験に向けては、2年次の冬から準備を開始。
教職特別ゼミへの参加、参考書による自主学習、面接対策、そして30回以上の教育系ボランティア活動など、計画的に経験を積みました。
「札幌国際大学には、学生一人ひとりに親身に寄り添ってくれる先生がたくさんいます。指導案の添削から面接練習まで、マンツーマンで指導してもらえたことが大きな力になりました」と話します。
「本当に受かってる?!と何回も確認しました(笑)」
念願の北海道中学校教員採用試験合格を知ったとき、信じられない思いと喜びがこみ上げたといいます。
今後はICT教育にも関心を持ち、学会や講座への参加を通じて教育現場での実践力を高めたいとのこと。
「生涯チャレンジし続けられる先生になりたい」と力強く語ってくれました。
「どこに入るかではなく、入った環境を自分の正解にすることが大事。札幌国際大学には、保健体育や教育を幅広く学べる環境があります。迷っている高校生も、まずは一歩を踏み出してみてください!」