2021/04/09 大学より

ニセコ町との包括的連携協定締結について

令和3年3月29日(月)ニセコ町と札幌国際大学・札幌国際大学短期大学部との包括的連携協定書調印式を執り行いました。

調印式には片山ニセコ町長、片岡ニセコ町教育長、商工観光課の方にお越しいただき、本学にて開催しました。


片山ニセコ町長は挨拶の中で次のように話されました。

「ニセコ町が目指す『小さな世界都市ニセコ』を『安心して差別なく暮らせる町』にすることで、将来に持続する社会につながるものと考えているが、それを達成するためには人材育成という課題がある」

「ニセコ町は『人が人として尊重しあい、助け合う社会を作る』という相互扶助の理念を掲げ、国からSDGs未来都市として認定を受けている。こうした理念を本学学生とも共有したい」

そしてこれからの抱負として、「札幌国際大学との間で関係を築き強固にしていくことで、小さな自治体の挑戦が社会の突破口として、豊かな人材を育成することにつながっていく」と語りました。


蔵満学長は、
「ニセコ町での出前授業や学生のフィールドワークとして地元の人が気づかない観光資源を発掘するなど、観光学部ならではの連携を検討している」

「スポーツ人間学部では同町の自然を生かした健康づくりや保育者養成について連携していく」

と今後の意気込みを語りました。

片山ニセコ町長
蔵満大学学長
平野短大学長
連携協定の意義
スノーリゾートとして国際的な地域ブランド力を有し、「環境モデル都市」、「SDGs未来都市」の選定を受けるニセコ町との連携は、当大学の研究リソースの投入と留学生等の学生参加により、大学にとって地域課題解決への貢献、大きな研究実績・教育効果を期待できるものとして、その意義は極めて大きい。

具体的な連携事業のキーワードは「ポストコロナ」としての「SDGs」、「まちづくり」、「観光」。

これによって「持続可能でレジリアンスな地域への発展」を目指しますもの。

ニセコ町と大学の情報発信力を発揮し、また大学が有する様々な企業や専門家等とのネットワークを活用し、ニセコ町から全道、全国、さらには世界にその取り組みを発信し貢献することを目指したい。

【連携内容等】

1,人材育成や教育・研究などの交流連携に関する事項

2,人的・知的・物的資源の相互利用に関する事項

3,ニセコ町の産業・文化の振興、まちづくりのための連携・協力に関する事項

4,ニセコ町における諸課題解決に向けた政策の共同研究に関する事項

5,その他、本協定の目的に沿う事項

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