2025/10/13 学部・学科
2025年8月20日から8月27日までの8日間、道東阿寒湖にある「あかん遊久の里 鶴雅」にて、2025夏季「観光実践演習(鶴雅観光人財養成講座)」が開催されました。
本講座には、札幌国際大学の学生に加え、北海道内5大学および東京・京都5大学から、観光学や観光経営学を学ぶ総勢20名の学生が参加、本学の4年生が履修学生のリーダー役となり大学の枠を超え、寝食を共にしながら期間中熱心に演習に取り組みました。
本学と鶴雅グループは、2006年10月に産学連携協定を締結し、本年で19年目を迎えます。
本年より冬季講座の他に夏季講座が開設され年2回(2月・8月)の開催となり、8日間コースと14日間コースを設置、一層充実した学びの環境を提供できるようになりました。
毎年、多くの学生が阿寒湖を拠点に、北海道観光の主要温泉観光地である道東観光について広く学んでいます。
本講座は、北海道の観光人財の育成を目的としており、「日本観光の現状」「北海道観光の取り組み」「知床世界遺産」「オホーツク文化」「アイヌ文化と暮らし」「国立公園における観光」「自然保護と共生」「温泉リゾートホテルの経営」など、多岐にわたるテーマを扱っています。
講義形式の座学にとどまらず、実践的な学びを重視し、30カリキュラムが用意されています。
また、本講座には、アウトドアマスターガイドとして著名な安藤誠氏をはじめ、国土交通省観光部北海道庁観光局、日本旅行業協会から各分野の専門家も講師として支援をいただいており、質の高い学修環境が提供されています。
札幌国際大学観光学部では観光教育の充実を図り学生に良い学びの機会を提供し、観光産業界で活躍する人材を育成してまいります。