2025/08/27 学部・学科
札幌国際大学では、観光学部とスポーツ人間学部の学生が参加する「インストラクター演習」を開講しました。本演習は、日本ライフセービング協会との連携により実施され、水辺での安全管理や救急救命法を実践的に学ぶ貴重な機会となりました。
授業は夏季集中講義として行われ、座学で基礎知識を学んだ後、プールや湖、そして石狩のアソビーチでの実習に挑戦。学生たちはカヌーやラフティングなどの体験を通じて、水難事故を未然に防ぐための判断力や行動力を磨きました。
この演習の大きな目標は、日本ライフセービング協会公認の「Water Safety」資格取得です。アウトドアアクティビティのインストラクターや観光地での安全管理に役立つこの資格は、学生にとって将来の可能性を広げる大きな一歩となります。
参加した学生からは、
「実際の海水浴場で体験することで、安全を守る責任の重さを実感できた」
「観光の現場で役立つスキルを身につけられるのは大きな学び」
といった声も聞かれ、知識だけでなく意識の変化も大きな成果となりました。
観光資源を守り、地域の人々や訪れる方々に安心して楽しんでもらうためには、安全管理に携わる人材の存在が欠かせません。本学では、観光学とスポーツ科学を融合させた学びを通じて、社会で実践的に活躍できる学生を育成してまいります。