2025/07/24 学部・学科
6月3日・4日の2日間、武井ゼミ4年生が道央エリアでフィールドワークを行いました。
初日は、北海道開拓に貢献したクラーク博士の足跡をたどり、旧島松駅逓所および記念碑を訪問。その後は千歳市の世界文化遺産「キウス周堤墓群」とガイダンスセンターを見学し、古代の歴史と文化にふれる貴重な体験をしました。
また、支笏湖畔の民泊施設「散星湖寮」では、静かな自然環境の中で、学生たちは主人との交流を通じて卒業レポートに向けた構想を語り合いました。地域の文化や食をふれながら、学びを深める充実した2日間となりました。
キウス周提墓群とは?
今回、武井ゼミで訪れた「キウス周提墓群」をご存じですか?地面を円く堀り、掘り出した土を周囲に積み上げてドーナツ状の「周提」をつくり、その内側に複数の墓を配置した集団墓です。全部で9基あり、そのうち8基は直径30メートル以上の大規模なもの。最大のものは直径83メートル、高さ4.7メートル、土の量は約3,000平方メートルにも及びます。