2025/07/17 学部・学科
札幌国際大学の国際教養学科・新谷ゼミでは、SDGsをテーマにした学びの一環として、地域貢献活動に取り組んでいます。
2025年6月28日(土)・29日(日)に開催された大学祭「清麗祭」では、北海道コカ・コーラボトリング株式会社様からご提供いただいた賞味期限が近い清涼飲料を活用し、食品ロス削減と福祉支援を目的とした模擬店を出展しました。
当日はゼミの学生たちが、唐揚げと相性の良いドリンクとして「芳醇アップル」などの飲料を販売。2日間で140本を完売し、売上金の一部である8,000円を、地域の子どもたちの居場所づくりを行う「子リス食堂」(社会福祉法人 厚仁会)へ寄付しました。
寄付金の贈呈式は、7月10日(水)に本学で行われ、国際教養学科の濱田学科長、新谷教授、ゼミ長の高橋さん、北海道コカ・コーラボトリング株式会社の西川様、子リス食堂の渡辺様が出席しました。
贈呈式では、渡辺様より「法人だけでは運営が難しい中、地域の方々の支えが大きな力になっている。寄付金は子どもたちのおもちゃや食材に活用させていただきたい」と感謝の言葉をいただきました。
また、北海道コカ・コーラボトリング株式会社の西川様からは「賞味期限の近い製品を活用し、学生たちの社会貢献活動に役立ててもらえて大変うれしい。今後もこうした取り組みに協力していきたい」とのお言葉をいただきました。
学生たちは今回の活動を通じて、食品ロスの現状や企業の取り組み、社会福祉の現場について学び、「社会に貢献するとは何か」を自ら考える機会となりました。
濱田学科長は「学生たちが社会貢献を“自分ごと”として捉えるきっかけになった。大学祭という場を活用して、企業との連携や地域とのネットワークづくりを経験できたことは、今後の学びや成長につながる」と学生の取り組みを称えました。
国際教養学科では今後も、産学連携や地域との協働を通じて、実践的な学びと社会貢献を重ねていきます。
※「子リス食堂」は、社会福祉法人 厚仁会が運営する地域子ども食堂です。
※本学と北海道コカ・コーラボトリング株式会社は、産学連携協定を締結しています。