1月23日（木）、総合生活キャリア学科「ブライダル実務」の授業において、本学の大講堂「創風」を舞台に「模擬結婚式」が執り行われました。

本授業では、ブライダルに関する基本的な知識を学び、婚約・結婚・挙式・披露宴・祝賀会などのしきたりや結婚までのプロセス、衣装やマナーについて幅広く学修してきました。これまで産学連携協定先である「センチュリーロイヤルホテル」のチャペルにて実施されていた授業ですが、今回、学内の施設を活用することで、より実践的な学びの場となりました。

授業の終盤となるこの日は、当授業の担当教員であり、人前結婚式の司式者の資格をもつ竹島教授が司式を行い、受講学生の中から新郎新婦役を選出し、本物さながらの模擬挙式を行いました。特に、花嫁役の学生はプロの美容スタッフによりヘア・メイク、着付けを行ってもらい、緊張しながらも厳かな雰囲気の中でセレモニーを進めました。
今回使用したウェディングドレスは、昨年5月に閉館した「センチュリーロイヤルホテル」様より寄贈されたものであり、同ホテルの伝統と経験がこの授業に生かされています。

また、他の学生たちは参列者として参加し、講義で学んだマナーを実践。式の流れや立ち居振る舞いを体験することで、より深い理解を得る機会となりました。
この貴重な経験を通じて、学生たちはブライダル業界における実務の重要性を学び、将来のキャリア形成へとつなげていくことが期待されます。