2025/01/23 大学より
札幌国際大学観光学部観光ビジネス学科を2021年3月に卒業した島川拓也さんが、2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピック出場を目指し、スキー・モーグル競技で奮闘しています。
現在、ナショナルチームの一員として活躍し、世界ランキング9位(2025年1月時点)にランクイン。各地で開催されるワールドカップや世界選手権に挑戦を続けています。
競技と仕事を両立する挑戦
島川さんは、本学を卒業後、日本仮設株式会社に就職し、建設資材などの営業職として勤務されています。その一方で、スキー競技への情熱を持ち続け、競技生活を継続されています。
島川さんは「仕事をしながらでも競技を続けられることを子どもたちに伝えたい」と語り、自身の姿を通じて、夢をあきらめない重要性を次世代に伝えることを目指しています。
特に、2月6日のアメリカのディアバレーで開催される「フリースタイルスキー FIS ワールドカップ」、3月18日からスイスで開催される世界選手権、などは、2026年冬季オリンピックの出場権を懸けた重要な舞台となり、これまでの経験を最大限に活かし臨みたいと話していました。
島川さんは「どの大会でも8位以内を目指し、安定して入賞を続けることがオリンピック出場権獲得の鍵になる」と語っています。特に、昨年好成績を収めたカザフスタンやイタリアでの大会において、更なる飛躍を目指しています。
また、「多くの方々の応援が私にとって大きな力になります」と述べ、周囲のサポートに感謝の意を表しています。その言葉には、競技者としての責任感と支えてくれる人々への深い感謝が込められています。
島川さんが大学で培った挑戦する姿勢と探究心は、社会人として、また競技者としての力強い原動力となっています。本学でも「諦める世界を作りたくない」という強い信念のもと、オリンピック出場を目指す島川拓也さんの活躍を心より応援するとともに、その挑戦が更なる成果へと繋がることを願っています。