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2024/10/02 学部・学科

【観光】富川高校との地域観光振興・まち歩き研修in日高町

9月10日に、札幌国際大学観光学部・北海道富川高等学校・北海道立総合研究機構との共同企画で、日高町の地域観光振興・まちづくりをテーマとする学生交流会を開催し、総合的な探究学習とまち歩き研修が行われました。
高大連携活動および国際交流の一環として、本学からは日本人学生の他にミャンマー、マレーシア、中国、韓国からの留学生を含む観光学部学生13名(池見ゼミ・陳ゼミ合同)が日高町にある富川高等学校を訪問し、交流会に参加しました。

富川高校2年の生徒たちと共に本学の大型バスに乗車し、一緒に日高町を巡りました。
最初に門別競馬場を視察。ホッカイドウ競馬の企画広報主任の方が、施設の運営や現状について説明しながら案内してくれました。
参加した大学生たちは全員初めての競馬場見学で、興味津々で話を聞き、色々な質問をさせていただきました。また、門別競馬場には「グリルハウス」と呼ばれるジンギスカンが食べられる場所や、小さいお子さんが遊べる芝生の庭など、競馬目的以外にも楽しめる充実した敷地内を学生たちは歩き回りながら写真に収め、観光スポットとしてのポテンシャルについても深く考えました。

門別競馬場視察の後は、現在建設中でまちの活性化の期待が高まる富川市街地複合施設「とみくる」の整備工事現場と、門別総合町民センターを訪問しました。
大学生たちにとって、地方の過疎化や少子高齢化に直面する中で地元の人たちがまちの再生に取り組んでいる現状を、自分の目で確かめる貴重な機会となりました。町民センターでは、2年前にリニューアルオープンした門別中央冒険広場を訪れ、日高町の広く青い空の下で、大学生たちが高校生や教員とともに遊具を使って体験している姿は、とても活き活きしていて大変微笑ましかったです。

まち歩き研修の後は富川学校に戻り、移動中バスの中で陳先生が英語で司会し盛り上がったクジ引き大会で決まったグループごとに着席し、大学生と高校生が一緒に昼食を食べるランチ交流会を行いました。
午後からの授業では、「富高ゼミ」と呼ばれる全学年横断の「総合的な探求」学習の成果発表会に参加しました。高校生たちは、陳先生を講師に招いて行われたホームページ作成方法の授業で学んだ知識を活かして自らウェブサイトを制作し、各ウェブページを示しながら地元日高町のグルメや観光スポットを紹介しました。
高校生が限られた授業時間の中で完成度の高いクリエイティブなウェブサイトを作成したことに、大学生は感心し、驚いていました。また、池見ゼミ生たちが、高校生が作成した日高町の活性化につながるアイデアを紹介した発表スライドを再編集し、新たな道の駅からグルメ商品まで紹介する素晴らしいプレゼンテーションを行いました。

今回の高大交流活動は、大学生たちが日高町という道内地方での観光振興とまちづくりに対する理解を現場で深めることができたと同時に、富川高校の生徒たちに本学観光学部生が真剣にかつ楽しく取り組んでいる姿を見せることができたのであれば幸いです。

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