異文化コミュニケーション!大学生と小学生の新たなつながり
その取り組みの一つとして、本学外国人留学生が札幌市内小・中学校を訪問し、児童生徒に海外について知る機会を提供し、国際感覚を備えた未来を担う人材育成に寄与する活動が始まりました。
札幌市立平岡南小学校
今年度最後となる今回は、12月4日(水)にマレーシア・ベトナム・ミャンマー・韓国・台湾の留学生有志6名が札幌市立平岡南小学校(6年生)を訪問しました。
台湾出身陳講師のサンタクロースクイズで緊張をほぐしたあと、留学生から母国の地理や食べ物、日本と異なる文化等を紹介し、大いに盛り上がりました。その後は、児童の『日本文化の魅力を発信しよう』というテーマのもとグループごとでの発表が行われました。タブレットや小道具を駆使したプレゼンテーション、空手や(紙ねんど)握り寿司の実演、アニメや映画の再現等、どれも豊かな発想と工夫が光る素晴らしい内容でした。
最後には児童より「WISH~夢を信じて~」という歌をプレゼントしていただき、感動的なエンディングとなりました。
札幌市立共栄小学校
12月9日(月)には、マレーシア・中国・台湾の留学生有志5名が札幌市立共栄小学校(6年生)を訪問しました。
台湾出身陳講師のサンタクロースクイズで心も身体も温めたあとは、留学生から母国の地理や食文化、小学校生活等について発表しました。その後は児童がタブレットを使い、マレーシア・中国・台湾・ベトナムと日本の小学校での生活の違いについて調べ、まとめた内容を発表してくれました。通学方法や給食の内容、勉強する科目、昼休みの長さなどたくさんの違いを発見し、それらは各国の地理や文化に大きく関係していることを学んだようです。発表が終わったあとは、留学生や教職員に積極的に質問したり、一緒に手遊びをする姿も見られました。
最後にはアーチを作って玄関まで見送ってくれ、心温まる交流会となりました。
今年度の国際交流事業では、小学校5校、義務教育学校1校の全6校を訪問しました。 次年度も本学の国際交流活動が海外に目を向けるきっかけになり、いつか子どもたちが留学生の出身国を訪問してみたり、英語やそれ以外の外国語を勉強してみたりなど、実生活とリンクする体験になれば大変嬉しく思います。次年度の活動にもご期待ください!