札幌国際大学について

about 観光学部 観光ビジネス学科 呉 泰均

学部・学科名 観光学部 観光ビジネス学科
教員名 呉 泰均
1)略歴:最終学歴 ・北海道大学大学院 文学研究科 博士後期課程修了(2013年3月に博士号取得)
・北海道大学 文学部 非常勤講師
・北海道大学 文学研究院 専門研究員
・北海道教育大学 非常勤講師
・北海道医療大学 非常勤講師
・北海学園大学 人文学部 非常勤講師
・北海学園大学 開発研究所 客員研究員
・北星学園大学 非常勤講師
・酪農学園大学 非常勤講師
・札幌学院大学 非常勤講師
・札幌国際大学 観光学部観光ビジネス学科 准教授(2022年4月〜現在)
・札幌国際大学大学院 観光学研究科 准教授(2023年4月~現在)
2)学位 博士(文学)(北海道大学)
3)資格:オプション
(専門分野、教育分野に関わるもの)
4)担当科目 ・学部:「国際事情」「韓国語Ⅰ」「観光韓国語」「旅人学」「観光事業論」「観光実践演習」「2年演習(基礎・応用)」「3年演習(基礎・応用)」「4年演習(基礎・応用)」
・大学院:「観光産業・事業特殊講義」「国際観光研究」「修士論文指導演習Ⅰ」「修士論文指導演習Ⅱ」
5)専門分野 言語学、語用論、社会言語学、配慮言語行動、敬語論、対人コミュニケーション、異文化コミュニケーション
6)研究テーマ ・日本語と韓国語を中心とした社会的運用、機能全般に関する研究
・敬語、配慮表現、間接発話行為、ポライトネス、若者ことば、対人コミュニケーション、異文化コミュニケーション研究
・観光地における多言語対応および言語景観に関する研究
7)所属学会 ・日本語学会
・日本言語学会
・韓国日本語学会(一般理事)
・韓国日本文化学会(一般理事)
・韓国日本近代学会
8)著書、論文、発表、作品等 【著書】
・(単著)『日本語聞き手待遇表現の社会語用論的研究』北海道大学出版会,2020年4月.
・(共著)『韓国語で説明する日本の文化』語研,2017年10月.
・(共著)『日本語語用論フォーラム1』ひつじ書房,2015年12月.
【論文】
・(共著)「学校と社会で作る日本語のアクセント教育の未来-日本語辞書アプリのアクセント表記の問題点を契機に-」『韓国日本語学会第49回国際学術発表大会発表論文集』(MISC),pp.47~53.2024年3月.
・(単著)「LINEの会話における『既読』の語用論的意味」『韓国日本語学会第46回国際学術大会発表論文集』(MISC),pp.161~164.2022年9月.
・(共著)「入門韓国語の受講者における受講動機の分析―札幌国際大学を中心として―」『札幌国際大学紀要』52号,pp.1〜13,2021年3月.
・(単著)「『ていただく』の丁重語化について」『韓国日本文化学会第58回国際学術大会発表論文集』(MISC),pp.49~54,2020年9月
・(単著)「日本語伝聞表現の間接性と対人関係的発話」『日本文化學報』第75輯, pp.103-135, 2017年11月, 韓国日本文化学会.
・(単著)「ネオ敬語『ス』の語用論的機能」『日本語語用論フォーラム1』, pp.151-182, 2015年12月, ひつじ書房.
・(単著)「『言いさし文』の間接発話行為と配慮表示機能」『日本語言語文化研究』第三輯(上), pp.180-189, 2014年6月, 延辺大学出版社.
・(単著)「若年層におけるネオ敬語『ス』の使用動機について」 2013年11月,pp.289-292,『日本語用論学会第15回大会発表論文集(Proceeding)』第8号,日本語用論学会.
・(単著)「場面形成上の聞き手待遇表現における『聞き手』の捉え方」 2012年12月,pp.209-220,『研究論集』第12号,北海道大学大学院文学研究科.
・(単著)「日本語聞き手待遇表現の語用論的機能―丁寧体選択におけるストラテジーの関与―」 2010年12月,『研究論集』第10号,pp.135-159,北海道大学大学院文学研究科.
・(単著)「初対面コミュニケーションにおける言語的ストラテジー―日韓対照ポライトネスの観点から―」2010年3月,『第4回国際ワークショップ論文集【東アジアの言語・文化の研究―話しことばの諸相―】』4号,北海道大学大学院文学研究科.
・(単著)『日本語待遇表現における語用論的研究―聞き手待遇表現の語用論的機能を中心に―』2010年1月(修士論文・未公開),北海道大学大学院文学研究科.
・(単著)「過剰敬語における日韓高校生の意識の比較」2008年8月,『第2回国際ワークショップ論文集【東アジアの文化比較】』第2号,北海道大学大学院文学研究科.
【発表】
・「学校と社会で作る日本語アクセント教育の未来-日本語辞書アプリのアクセント表記の問題点を契機に-」2024年3月,韓国日本語学会第49回国際学術発表大会(於韓国・中央大學校),共同発表(呉泰均・金庭香理)
・「日本人の言動行動におけるコードスイッチング(code-switching)」2023年9月,韓国大田大學校日本語学科主催「専攻力量強化のための専攻連携非教科プログラム」特別講演会
・「LINEの会話における『既読』の語用論的意味」2022年9月17日,韓国日本語学会第46回国際学術大会(オンライン学術大会)
・「『ていただく』の丁重語化について」2020年9月,韓国日本文化学会第58回国際学術大会(於韓国・韓南大学校,オンライン開催)
・「{-silgeyo}の研究動向と新たな解釈可能性について」2020年9月,第85回朝鮮語教育学会例会(オンライン開催),共同発表(呉泰均・趙恵真)
・「話者交替における発話末形式『みたいな』の語用論的特徴」2018年5月,韓国日本近代学会第37回国際学術大会(於韓国・韓南大学校)
・「伝聞表現の間接生と対人関係的発話行為」2016年10月,韓国日本文化学会第51回国際学術大会(於韓国・忠南大学校)
・「言いさし文の間接発話行為と配慮表示機能」2013年8月,第3回中日韓朝言語文化比較研究国際シンポジウム(於中国・延辺大学)
・「若年層におけるネオ敬語『ス』の使用動機について」(ワークショップ「若者ことばに見られる語用論的特徴」)2012年12月,日本語用論学会第15回大会(2012年12月1日〜2日開催,於大阪学院大学)
・「ネオ敬語『ス』の語用論的機能」 2012年6月,日本言語学会(2012年6月,於東京外国語大学)
・「断り表現『いいです』『大丈夫です』の語用論的選択メカニズムにみる配慮行動」 2011年8月,世界日本語教育研究大会(2011年8月,於中国・天津外国語大学)
・「丁寧体選択における聞き手待遇性と場面性の関係」呉泰均(代表発表者)・加藤重広2011年5月,日本語学会(2011年5月,於神戸大学)
・「初対面コミュニケーションにおける言語的ストラテジー―日韓対照ポライトネスの観点から―」 2010年3月,北大文学研究科主催4回国際ワークショップ
・「過剰敬語における日韓高校生の意識の比較」 2008年8月,北大文学研究科主催第2回国際ワークショップ
9)メッセージ、個人ホームページ等 国境や文化圏を越える国際観光においては、異なる言語や文化との接触は避けられないもので、いわゆる異文化コミュニケーション能力が非常に重要になります。呉研究室(異文化コミュニケーション・観光韓国語ゼミ)は、ますますグローバル化が進む国際観光に携わる人材にとって不可欠な「異文化コミュニケーション能力を磨いていくこと」を学びの特徴としています。具体的な活動として、観光をめぐる諸事情をはじめ、言語や文化といった様々なテーマについて、学生同士がお互いの国の事情について語り合いながら異文化理解を深めると同時に多面的なモノの見方や国際的な感覚を身につけていきます。また、最近では、韓国人観光客の増加が著しいですが、日本の意外な場所が韓国人観光客の人気スポットになることもあります。そこで、呉研究室では、語学(主に韓国語)を学習すると同時に、訪日韓国人観光客の観光行動を研究しながら、SNSを活用しておすすめの観光スポットや旅行プランを提案したり、日本や北海道の魅力を韓国語で発信する活動を行っています。一緒に日本や北海道の魅力を世界に発信してみませんか。