2022/12/22 学部・学科
教職課程科目「教育実習(事前事後指導)」において教育実習を行った4年生の発表会が始まりました。
今年は、コロナ禍の中、全員無事に所定の期間の教育実習(3週間)が実施できて喜んでいます。最後に終わった学生は、11月中旬に実習を行いました。
今年は、36名の大人数のため発表会も1度に9名の発表を行わなければなりません。すでに提出している実習報告書を全員に配布し、それをもとに各自5分発表し、1分間の質疑を受けます。実習で得た感想としては、生徒とのコミュニケーションの大切さや授業を構成するさまざまな配慮とともに準備することの大切さを多くの学生が訴えています。
後輩に伝えたいこととしては、「教育実習は厳しいものであり、生徒と楽しく話に行っているのではなく、学びに行っていることを忘れてはいけない」とか、「学校ではICT技術の活用が進んでいるので習熟しておいた方がいい」など、心構えのほか、技術的に有効なものもありました。これらのアドバイスについては、来年教育実習に行う3年生にまとめて伝えることになります。
教育実習を終えてどの学生も一回り大きくなったような印象を受けました。すぐに教職に就かなくても教員免許を取得することの意義を改めて自覚できていると感じました。教育実習発表会は、1月の下旬まで続きます。