大学院スポーツ健康指導研究科1年の遠藤北斗さんが、6月20日（木）から23日（月）に神奈川県で開催された第54回東日本スポーツ射撃競技選手権大会に出場し、見事3位に輝きました。この結果は、遠藤さんにとって自身の過去最高順位を更新する快挙でした。

遠藤さんが行う「ライフル射撃の10mエアライフル」は、エアライフル（空気銃）を使用して10メートル先の標的を狙う射撃競技です。この種目はオリンピックや世界選手権でも行われる非常に人気のある競技で、射撃技術、集中力、メンタルコントロールが試されます。また、同大会は日本国内で開催される大規模な射撃競技大会の一つです。この大会は、東日本地域の射撃選手たちが一堂に会し、技術を競い合う場となっています。

大学入学後に始めた同競技ですが、遠藤さんは、日本ランキング6位の射撃選手となり、競技を応援してくれる企業に就職して競技を続けることを目指しています。そして、最終的にはオリンピック出場という大きな夢を抱いています。

オリンピック出場を目指すためには、強化指定ランキングで5位以内に入ることが必要です。強化指定ランキングの上位者は、世界大会への出場権を得ることができ、その中からさらに上位者がナショナルチームとしてオリンピックに出場します。遠藤さんは現在、強化指定ランキングには入っていませんが、6月29日に東京ナショナルトレーニングセンターで行われた強化指定選手選考記録会において14位を獲得しました。これにより、今後強化指定ランキングに登録される予定です。

遠藤さんは、9月に大分県で開催される第78回国民スポーツ大会（SAGA2024国スポ）に出場予定です。今後の活躍にますます期待が高まります。