【決意編】海外インターンシップ
(黒田 野乃花さん)

保育英語コース留学体験記2022.03.14

黒田 野乃花
幼児教育保育学科・保育英語コース2年
札幌白石高校出身

“ピアノ”から始まった幼児教育への道

私は小さいときからピアノをずっとやっていて、小学校ぐらいまではピアノの先生になりたかったんです。先生にすごく憧れていて。でも子どもも大好きだったんですね。札幌に引っ越してきてから広がったコミュニティの中に、血縁関係を超えた関わりっていうのがあって、そのとき「やっぱり子どもが好きだなあ」って思いました。

中学生頃から幼稚園の先生とか保育士を意識するようになり、本格的に決めたのは高校3年生の進路決める時。本当に幼児教育一本で行くのか、もうちょっと視野を広げて大学に行くのかという部分で悩みました。それでもやっぱり好きなこと、興味があることを勉強したいなって思ったので、幼児教育へ進路を決めました。

コクサイの幼児教育学科を選んだ理由は、一つはこども音楽療育士という資格が取れること。ずっとピアノをやってきていて、音楽を通して子どもと楽しく関われる先生になりたいなっていうのがあったので。その資格を取れるのが、北海道ではコクサイしかなかったっていうのがあります。

二つ目は、英語も同時に学べるということ。高校生のときに海外の人と会話する機会があり、英語でコミュニケーションをとることが楽しくて英語に興味を持っていたのです。コクサイのオープンキャンパスに来たときに保育英語コースが新設されること、オーストラリアでの海外研修があることを知り、「あ、ここにしよう」ってそこで決めました(笑)

やると決めたことは、絶対にやる

いざ入学してみると、コロナの影響でオンライン授業ばかり。「せっかく入ったのにこれか…」っていうので、気持ちが落ちちゃったというか、「これで大丈夫なのかな?ちゃんと勉強できてるのかな?」みたいな不安がありました。友達とは全然会えないし、先生とは気軽に話せないし。信頼関係がきちんとできていない中で、誰かに相談したりもできず、不安はありました。

コロナが少し落ち着いて対面授業が始まったってときは、やっぱり人と会えることが本当に嬉しかったです。あとは実習ですね。実習が始まってからは、「本格的に保育を学んでいるんだ」「先生になるんだ」っていう自覚というか実感が沸いてきて、そこで改めて子どもが好きだという気持ちを確認できました。

ただ、対面授業や実習は始まりましたが、オーストラリアへの海外研修は延期になってしまったのです。本当は一年生の春休みに行く予定だったのですが、延期で東京研修に。そこから「コロナで海外はちょっと行けないかも…」となり、このままどこにも行かないで卒業しちゃったら絶対後悔するなと思いました。

そんなとき、先生がポートランドへの海外インターンシッププログラムを紹介してくれたのです。私は大学に入ったとき、海外に行って学びたいという気持ちが本当に強かったので、イマージョン教育の現場に先生として行けるこのプログラムは自分に最適だなと思いました。それで、ポートランドに行くことを決めました。

私は多分、小さい頃から自分でやると決めたことを絶対にやり通す性格で、完璧主義というか負けず嫌いなんですね(笑)。ポートランドに行ったあとは、学んだ英語を活かして、日本でインターナショナルスクールや英語の活動を増やせるところで働きたいと思っています。まずはそこで、外国語でコミュニケーションを取ることの楽しさを伝えていきたいですね。

PAGETOP