保育プロジェクト続報!~自然コース~
保育プロジェクト2023.07.19
【活動日】7月13日
この日の自然コースの授業では、学生が育てたキュウリを収穫し、クッキングを行いました。
4月から何を栽培するのか、どのような準備が必要であるのかなど、試行錯誤をしながら、活動を進め、ローテーションを組みながら水やりや雑草抜きなど、協力しながら丁寧に育てました。
そして、待ちに待った収穫の日。力強く、立派に育ったキュウリは軽く20㎝は超え、太さもお店のものと遜色ないほど。
いざ、収穫したてのキュウリをクッキング。何を作ろうかと話し合い、キュウリの塩もみとキュウリの一本づけ、キュウリの味噌マヨで頂くこととなりました。
迅速に調理・食事準備・洗い物の役割分担を決め、あっという間に出来上がり!
キュウリ本来のさわやかな味わいやパリパリ感、ボリボリ感といった歯ごたえを楽しみました。
それぞれの料理を味わう中で、「苦手な食べ物」についての話題が上がり、子どもに苦手な食べ物を促す際の検討会へと展開。
・子どもの時には根性で味わわないで飲み込んでいた
・苦手な食べ物が出てくるとテンションが落ちた など・・・
学生それぞれの経験を振り返りながら、『苦手な食べ物あるある』に花が咲きました。
次第に、「私は枝豆が苦手」「私はジャガイモなら食べられる」等、互いの苦手なもの、食べられるものについて深掘りしていきました。
苦手な人の意見を肯定的に受容しながら、「どうすればキュウリの青臭さが軽減されるのか」、「どのような味付けであれば心理的負担が軽減されるのか」、「実際に子どもへの援助を行う際にはどのような関わりが適切であるのか」といった課題に気付き、活発な意見交換の場となりました。
キュウリという一つの野菜から、子どもにとってよりよい『食』とは何かを考える時間となりました。