子どもとその保護者への支援の仕方も教えてくれる先生(田村先生)

保育プロジェクト2022.08.14

幼児教育保育学科
田村 めぐみ先生

先生の取組み内容

保育の現場は、子どもたちの年齢ごとの成長を見守っていける魅力的な職場です。しかし、子どもの保育だけでなく、その子どもが育つ家庭を支えることも私たちの役割のひとつです。私が担当している「子ども家庭支援論」の授業では、保護者の方々への支援の仕方・方法はもちろん、サポートしてくれるさまざまな関係機関についてなど幅広く学んでいきます。子どもが活発に楽しく過ごすには、安心できる家庭環境が必要です。保護者との関わりは難しいこともありますが、話してみないとわからないこともあるので、コミュニケーションはとても大切。困っていることを素直に相談してくれる方もいれば、伝えることが苦手な方もいらっしゃるので、普段の表情や仕草で敏感に感じ取れるようになることが理想的ですね。

自作のエプロンシアターを参考に表現や教材制作についてを指導

豊富な実習と多くの専門家の先生がいる理想的な学習環境

各就学前施設や福祉施設など、多くの現場で経験を積めるのが本学の特徴。実習前には、マナーや心構え、日誌の作成方法、指導案の書き方など授業で事前準備をしっかりと行っている。実習期間中は、現場での子どもとの関わりについてのアドバイスや学生が行き詰ったときのサポートなど、実習先からの話も聞きながら対応し、実習後の振り返りまで、全体的に見守っていくそう。学内には、現場経験者の先生も多く、現役の園長先生や行政で活躍していた先生も在籍している。

実習前の学生たちには、準備の仕方やどのような姿勢で向かうべきかなどを細かく指導

オープンキャンパスに足を運んで自分に合った学校を見つけよう!

保育者養成は定められた教育時間や実習時間、資格取得のカリキュラムなど、どの学校も同じかもしれませんが、教える教員や学ぶ環境はそれぞれ違います。学び方も含め、自分にあった学びの場所を見つけてもらえたらと思います。

田村 めぐみ先生

専門科目:幼児教育保育学科/幼稚園時代の担任の先生に憧れて保育者の道を選ぶ。札幌国際大学短期大学部を卒業後、専攻科への編入を経て卒業。幼稚園教諭としての8年の実務を経験し、母校の教員として、自身の学生時代の経験なども立ち返って学生指導にあたる。

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